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時間のない方や、寝ながら聞きたい方などは、聞きながら記事を読むことをおすすめします。
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Logic ProでできることやLogicを初めて触る方から上級者の方まで、全ての人に学習できる電子書籍となっています。
Logic Proの操作やMIDI操作などを知りたい方、また、エフェクトの使い方がわからない、ミックスやマスタリングを勉強したいという方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
きっといい音楽が作れることでしょう。
Logic Pro 推奨スペック3つのポイント
Logic Pro を快適に動作させるためには、以下のパソコンで、3つのポイントとなるスペックが最低必要になります。また、インストールするには、6GBのストレージの空き容量、フルサイズのインストールでは72GBのストレージ空き容量が必要になります。
①プロセッサ
最低でもIntel Core i5以上のプロセッサが推奨されますが、より高速なプロセッサ(例:Intel Core i7以上)を選択することで、より高度なプロジェクトやリアルタイムのエフェクト処理を行うことができます。
また、高速なプロセッサが重要であり、特に最新のMacではM1チップやM2チップというApple独自のARMベースのプロセッサが採用されています。
これらのチップは高度なパフォーマンスとエネルギー効率を兼ね備えており、Logic Proなどの音楽制作ソフトウェアにおいて優れた処理能力を発揮します。
M1チップ搭載のMacBook Air、MacBook Pro、またはMac miniを使う多くのユーザーはLogic Proを快適に実行しています。
さらに、M2チップを搭載した最新のMacでは、さらなるパフォーマンスの向上が期待されます。
これにより、音楽制作タスクやリアルタイムのエフェクト処理においてさらなる飛躍的な進化が見込まれます。
高速なM2チップを搭載したMacは、Logic Proをはじめとする音楽制作ソフトウェアのパフォーマンスを大幅に向上させるでしょう。
その結果、ユーザーはより高度なプロジェクトを快適に実行し、創造的な活動をさらに高めることができるでしょう。
②メモリ
通常、8GB以上のRAMを搭載したコンピュータを推奨します。
メモリ容量が大きいほど、同時に実行される楽曲の数やエフェクトの数を増やすことができます。
特に16GB以上のRAMがあると、さらに効果的なパフォーマンスが期待できます。
これにより、複数のプログラムや大容量のファイルを同時に処理する際にも、スムーズな動作を実現できます。
③ストレージ
Logic Proのパフォーマンスを向上させるためには、高速なストレージ(SSD)を利用することが重要です。
SSDは、プロジェクトの読み込みやエフェクトの処理など、大容量データの操作において迅速なアクセスを提供します。必要な最低容量は256GB以上であり、空き容量にも十分な余裕を持たせることが大切です。
ただし、1TB以上の容量を持つSSDを選ぶと、すぐに容量がいっぱいになる心配も少なくなります。
パフォーマンスの向上に加えて、快適にLogic Proを使用するためには、高性能なCPUと十分なメモリ容量を持ったPCを選択することも重要です。
これにより、プロジェクトの処理やエフェクトの追加時にもスムーズな動作が期待できます。
さらに、Logic Proの最新バージョンを利用することも推奨されます。
最新のバージョンには、安定性や機能の向上が含まれており、より快適な作業環境を提供してくれます。
以上のポイントを参考にして、高速なストレージ、高性能なCPU、十分なメモリ容量を備えたPCを選択し、最新のLogic Proを使用することで、より効率的で快適な音楽制作環境を実現できます。
プロセッサとは
プロセッサ、またはCPUとも呼ばれる内部パーツは、コンピュータの性能に大きな影響を与えます。CPUは、数十億個のトランジスタや半導体素子などで構成され、人間の脳のような役割を果たしています。
CPUの速度は、クロック周波数とも呼ばれるHz(ヘルツ)で表されます。高いクロック周波数は、より高速な計算を可能にします。
ただし、CPUだけが全てではありません。コンピュータのパフォーマンスは、他の要素(メモリ、ストレージなど)とのバランスも重要です。例えば、Logic Proのようなアプリケーションをスムーズに動作させるためには、適切なCPUだけでなく、充分なメモリも必要です。
また、プロセッサの選択はコストとパフォーマンスのバランスを考慮する必要があります。最新の高性能なプロセッサは魅力的ですが、予算に合わせて適切なプロセッサを選ぶことも重要です。
要するに、プロセッサは重要な要素ですが、コンピュータの性能は他の要素との組み合わせで決まるため、バランスの取れた構成を考えることが大切です。
Logic Proの動作を軽くするには
Logic Proに限らず、動作が遅くなったり他の問題が発生した場合は、キャッシュを削除することをおすすめします。
キャッシュは一時的なデータを保存するための領域であり、不要なキャッシュが蓄積されるとパフォーマンスの低下や不具合の原因となることがあります。
キャッシュを削除すると、新たに購入したプラグインなどの設定が初期化されるため、初期化後に再度設定する必要があります。
しかし、キャッシュのリセットによって問題が解消される場合もありますので、月に1回程度の頻度で初期化することをお勧めします。
また、勝手にサイトが起動するなどの問題がある場合、意図しないキャッシュや不正な設定が原因である可能性があります。
このような場合にもキャッシュをリセットすることで問題が解決することがあります。
ただし、注意点として、信頼できないサイトやリンクをクリックしてしまわないようにしてください。
ウイルスやマルウェアに感染するリスクがあるため、安全性には十分に注意してください。
キャッシュを削除する方法は次のようになります:
- Finderを開き、メニューバーの「移動」を選択します。
- キーボードの「option」キーを押しながら、「ライブラリ」が表示されるまでメニュー内で探します。
- 「ライブラリ」をクリックし、キャッシュフォルダーを探します。
- Logic Proに関連するキャッシュファイルを見つけて削除します。
この手順によってキャッシュが削除され、Logic Proのパフォーマンスや動作に改善が見られるかもしれません。
『ライブラリ』の中にある『Caches』フォルダの中身を全て消します。
これでキャッシュが消えるため、Logic Proないしは、Macの動作が軽くなります。
フォルダは間違えないように注意して下さいね。
Mac bookでLogic Proはできないのか?
Mac bookでは動作が重くなると、心配している方もいるかもしれませんが、Logic Pro は、 MacBookでも操作はできますし、スペックがあまり無くても、動かすことはできます。
また、ソフトを軽くするためにさまざまなテクニックがあり、ファイルを軽くできますので、工夫しながらやって行けば問題無いと思います。
Logic Proを快適に動かすテクニックは、『バウンス機能の使い方』を参照してください。
Logic Proをグレードダウンするには
Logic ProやMacが自動的にアップデートしてしまい、インストールしているプラグインが使えなくなってしまった人はいませんか?
アップデートすると、機能が向上し使いやすくなる反面、対応していないバージョンのプラグインを使用していると、今まで使えたものが、急に使えなくなり不便になります。
そんなときのために、グレードダウンする方法を記載しておきます。
まずは、MacのOSをグレードダウンする必要があります。(Macのグレードダウンのやり方は、他のサイトでもたくさん紹介されているので確認してください。)
Macのグレードダウンをして、OSを前のバージョンに戻すと、次にアップルストアの購入履歴を確認します。
以前に購入していた場合には、購入画面にLogic Proが出てきます。それをインストールしてください。
インストールすると、旧のバージョンをダウンロードするか聞かれるので、そのままダウンロードします。
これで、前のバージョンに戻すことができます。
間違えてアップデートしてしまった場合や、Macを自動的にアップデートにしている場合は、OSやアプリケーションがアップデートしてしまいます。
最終手段として、この方法で元に戻してください。
Logic Pro推奨スペックのまとめ
本日はLogic Proのスペックについて見てきました。ただ、低スペックでもやり方によっては全然動きますので、あまり心配はいらないかと思います。MIDIノートをオーディオ波形に変換したり、トラックにエフェクトをいっぱい挿しているのであれば、一回バウンスをしたりすることで、Logic Pro自体は軽くなります。
また、トラックのフリーズ機能を使うことでも動作が軽くなります。
動くかどうか気になるかもしれませんが、一度購入すると、パソコンを変更したとしても再度購入する必要はないので、使って見て考えるのもアリなのかな?とも思います。それではまた。
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