Live Loopsとは
Logic ProのLive Loopsは、音楽制作ソフトウェアであるLogic Proの機能の一つです。
Live Loopsは、パフォーマンスや実験的な音楽制作に特に適した機能であり、バージョン10.5以降に導入されました。
Live Loopsは、グリッド上にセルが配置されたとてもみやすい画面で構成されています。
各セルは、音やループを再生するためのエリアになり、リアルタイムでの演奏や操作を得意としています。
ライブパフォーマンスや即興のセッションに最適で、幻想的な音源に乗せてビートを刻むことができます。
今回は、Oak FelderというLive Loopsのテンプレートを使って、どんな音楽が作れるかみていきましょう。
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『Oak Felder』という人物とは
ウォーレン・”オーク”・フェルダーは、1980年11月9日に生まれたアメリカの才能あるソングライターでありレコードプロデューサーです。
この方も、Logic Proを使用して音楽を制作しています。
彼は、アトランタとロサンゼルスを拠点に活動し、ポップ&オークというプロダクションデュオの一員として広く認知されています。
また、2015年には名誉あるグラミー賞のノミネートを受けました。
フェルダーはイスタンブール、トルコで生まれ、そこで育ちました。
彼はイスタンブール工科大学で、ネットワーク技術と人工知能について学びました。
学びを深めるため、2001年にアメリカに渡り、ジョージア工科大学での教育を受けました。
彼の愛称「オーク」は、彼のトルコ語の名前「オーケー」に由来しています。
ウォーレン・”オーク”・フェルダーは音楽業界でのジャンルの盛衰について独自の見解を持っています。
彼は、音楽はシンプルなコンセプトから生まれ、時間が経つにつれて複雑化していくと語っています。
そして、あるポイントで音楽はリスナーを無視した作り手の自己満足に陥りがちであり、この段階に達したジャンルは、後戻りすることなく、ポップカルチャーの主流から外れることもあると指摘します。
ジャズを例に挙げ、その音楽的影響力は認めつつも、現代のポップカルチャーの一部ではなくなっていると感じているようです。
しかし、フェルダーはR&Bについては異なる道を辿ると信じています。
2005年にクリス・ブラウンのヒット曲を手掛けて以来、彼はR&Bの厳しい時代を乗り越え、業界での地位を確立しました。
彼はニッキー・ミナージュやK・ミシェル、アレッシア・カーラなどのアーティストの成功に貢献し、デミ・ロヴァートなどのポップシンガーを本格的R&Bアーティストに変貌させるなど、ストリーミングが主流の時代に順応してきました。
フェルダー自身のバックグラウンドは、トルコで生まれ育ち、イスタンブールを拠点に音楽活動を行っていた叔父から音楽プロデュースの基本を学んだというユニークなものです。
彼はMTV Europeでロック音楽に触れながら育ち、アメリカのジョージア工科大学へ進学しました。
アトランタでの経験は彼のキャリアに大きな影響を与え、彼はこの都市をアーバンカルチャーの発信地と称賛しています。
音楽業界に足を踏み入れた当初、フェルダーはプロデュース業を宝くじを売る側に回るようなビジネスと捉え、自身のスタジオを開設しました。
彼が手掛けたデモの一つがL.A.リードの目に止まり、後に多くの成功を収めることになります。
しかし、業界が不毛の地であった時代にも、彼は自身の音楽とキャリアを築き上げていきました。
本日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はLive Loopsに入っているテンプレート『Oak Felder』を見てきました。
『Oak Felder』サウンドは、R&Bなどから影響を受け、多様な要素が取り入れられたテンプレートとなります。
Oak Felderの独自サウンドを作り、ビートを刻んでみてはいかがでしょうか。
それではまた。
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