Logic ProのLive Loopsで『Beat Tape』を使う

Live Loopsとは

Logic ProのLive Loopsは、音楽制作ソフトウェアであるLogic Proの機能の一つです。

Live Loopsは、パフォーマンスや実験的な音楽制作に特に適した機能であり、バージョン10.5以降に導入されました。

Live Loopsは、グリッド上にセルが配置されたとてもみやすい画面で構成されています。

各セルは、音やループを再生するためのエリアになり、リアルタイムでの演奏や操作を得意としています。

ライブパフォーマンスや即興のセッションに最適で、幻想的な音源に乗せてビートを刻むことができます。

今回は、ビートテープというLive Loopsのテンプレートを使って、どんな音楽が作れるかみていきましょう。

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Beat Tape

『Beat Tape』というLiveLoopsのテンプレートは、一般的にはヒップホップやエレクトロニック・ビートミュージックに関連する要素が含まれ、カセットテープで再生したかのような音楽を楽しむことができます。

『Beat Tape』は、幻想的な音楽のトリップホップに近い構成になっていて、そのような音楽を作る際には重宝することでしょう。

トリップホップは何かというと、1990年代初頭にイギリスで台頭した音楽ジャンルで、ヒップホップ、エレクトロニカ、アンビエント、ジャズなどの要素を融合したスタイルです。

トリップホップというジャンルは、独特のリズム、サウンド、ムードを持っており、瞑想的で幻想的な雰囲気を持ちながらも、クールでグルーヴィな要素も含んでいます。

代表的なアーティスト

『Beat Tape』で作る楽曲に似た代表的なアーティストは以下になります。

Massive Attack

Massive Attackは、イギリス出身のエレクトロニックミュージック・グループで、トリップホップの先駆的存在として知られています。

彼らの音楽は、幻想的で悲しみや喪失、孤独感などが混ざり合った複雑な感情を表現し、独特のリズム、深いベースライン、そしてサンプリングの巧妙な使用が特徴的です。


Portishead

Portisheadは、イギリスのトリップホップバンドで、1990年代に活躍しました。

彼らの音楽もまた、幻想的で悲しみや喪失、孤独感などが混ざり合った複雑な感情の独特なボーカルスタイルで知られています。

彼らのデビューアルバムである”Dummy”は、トリップホップの傑作として高く評価され、”Sour Times”や”Glory Box”などの名曲が収録されています。

その後も彼らは独自の音楽スタイルで多くのリスナーを魅了し続けています。


Tricky

Trickyは、イギリスのミュージシャンで、トリップホップの先駆者として知られています。

彼はMassive Attackの元メンバーであり、その後独自のソロキャリアを築きました。

彼の音楽はダークで実験的であり、特に独特のボーカルスタイルが特徴的です。

彼は幅広いアーティストとのコラボレーションを行い、独自のサウンドを築き上げました。

彼の代表作には『Maxinquaye』(1995)などがあり、トリップホップの一翼を担いました。

Trickyは、独自の音楽スタイルと独特の表現で多くのリスナーを魅了しています。


DJ Shadow

DJ Shadowはアメリカ出身のプロデューサー、DJ、作曲家で、トリップホップとエレクトロニカの分野で活躍しています。

彼は独特のサンプリング技術と斬新なビートメイキングで知られており、1996年にリリースしたデビューアルバムEndtroducing…..は全編を通して緻密なプロダクションと独特の雰囲気を持ち、多くの批評家から絶賛され、音楽界に大きな影響を与えました。

このアルバムは、トリップホップやエレクトロニック音楽のクラシックとして、多くの人々によって称賛されています。

DJ Shadowは幅広い音楽からのサンプルを使い、それらを独自のスタイルで組み合わせることで、独特の音楽を創り出しています。

本日のまとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はLive Loopsに入っているテンプレート『Beat Tape』を見てきました。

『Beat Tape』サウンドは、ジャズやヒップホップ、エレクトロニカなどから影響を受け、多様な要素が取り入れられたテンプレートとなります。

このトリップホップのような音源で、独自のサウンドを作り、幻想的な音楽を作ってみてはいかがでしょうか。

それではまた。

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