Logic Pro フィルターとは?

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フィルターとは

 

フィルター系のエフェクトは、電気信号に変えられた音の周波数をさわって、音質を変化させるエフェクトの総称になります。

「何を言ってるの?」と思われた方もいるかもしれませんが、このフィルターというものは、誰しも使っている機能で、知らず知らずの内にさわっている機能でもあります。

なぜかと言うと、フィルターはギターアンプなどについているトーンツマミや、マイクプリアンプなどに付いているローカット・スイッチなどもフィルター系の一種だからです。

イコライザなどもフィルター系のエフェクトになりますが、Logic Proでいうフィルター系のエフェクトは、AutoFilterやSpectralGate、ボコーダーベースになるEVOC 20 FilterbankEVOC 20 TrackOscillatorに加えてFuzz-Wahなどが含まれています。

これらのエフェクトは、サウンドやミックスの周波数スペクトルを大幅に変更し、サウンドやミックスに独特な音を追加することができます。

周波数特性を変化させることで、ギターの音を変化させるワウワウなどもフィルターの一種になります。

フィルターはもともとアナログシンセサイザーの音作りの回路の一部でした。
それを音を変化させるエフェクトとして使うようになり、注目を集めるエフェクトとして現在では独立したエフェクト『フィルター系エフェクト』となりました。

フィルター系のエフェクトは、カット(削減すること)はもちろん音作りのエフェクトとしても使えるのです。

ローパス・フィルタ

 

フィルターで最も多く使われるのはローパス・フィルタになります。
このローパス・フィルタ(ハイカット=高域を削ること)は、高音域から徐々に削っていき、フィルターの効果を得る方法です。

ローパスなのでローを通すという意味になります。ローカットと混同しないようにして下さいね。

ちなみにローカットはローを削るということなので。

ローパス・フィルタでは、機種やプラグインによって差があり、それぞれの音色にも独特の特徴を持っています。

この音色を決めるのが、カットオフ・フリーケンシーになり、カットオフ・フリーケンシーをどこに設定して何dB削り取るかでフィルタの効き具合が変わってきます。

機種によっては、このdBがだいぶ違ってくるので、音色も変わってきます。

24dBカットが急激にカットさせることになります。

 

カットオフ・フリーケンシー

 

カットオフ・フリーケンシーとは、一定の周波数まで下げていき、周波数をカットすることで、音を柔らかくしたり、こもった音にしたりするフィルターの動作のことを言います。

ハイパス・フィルタ

ハイパス・フィルタ(ローカット)は、先ほどのローパス・フィルタとは逆の動作をするものになります。

ハイパスなので高域を通過させるということです。ハイカット(高域を削る)と勘違いしないようにして下さいね。

カットオフ・フリーケンシーを下から上げていくと、低域が削られて軽い音になっていきます。

先程同様、24dBカットをすると、急激にカットが入ります。

バンドパス・フィルタ

バンドパス・フィルタ(通称ベルカーブ)はカットオフ・フリーケンシー付近の倍音だけを残して上下の倍音をカットするフィルタになります。

ベルカーブのような形になるのが特徴です。

フィルタの使い方

 

フィルタの使い方は、基本的にカットオフ・フリーケンシーを動かし、レゾナンスを設定することで音を作っていきます。

MIDIコントローラなどと同期させて、手元でツマミをグリグリしながら楽曲に変化をつけるというやり方が一般的ではないでしょうか。

曲の雰囲気に飽きてきた場合にフィルタエフェクトを使うと、また違った音色になるので、リスナーに変化を楽しんでもらうことができます。

あまり難しく考えずに、他のオートメーションパンやボリューム、他のエフェクト)と一緒に音作りをするといいのかもしれませんね。

フィルターのまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

フィルターは使い方によっては、特殊な効果をつけることができ、楽曲を変化させるのに必要な概念になります。

各項目の言葉をまず覚えて、楽曲に変化をつけてみてください。

きっと新しい変化が得られることでしょう。

それでは、また。