ゴリラスタジオでは、電子書籍を販売しています。
iPhone版GarageBandの操作や、エフェクトの使い方、Touch Instrumentの使い方、Live LoopsやRemix FXなどたくさんの機能を解説しています。
この１冊で、iPhone版GarageBandを使いこなせるようになるでしょう。
いますぐ確認して、GarageBandの使い方を習得していきましょう。
【iPhoneで始めるGarageBand】
はじめに
みなさんこんにちは。
今日は、iPhoneユーザにとって素晴らしい音楽体験を提供するアプリ、GarageBandについてお話ししましょう。
GarageBandは、あなたが音楽制作のスキルを持っているかどうかに関係なく、あらゆる人が創造的な表現を楽しむことができる素晴らしいツールです。
しかし、それだけではありません。
今やGarageBandは、他のユーザと簡単につながり、一緒にジャムセッションをすることができる機能を提供しています。
考えてみてください。
あなたは自宅の快適な場所で、地球上のどこかにいる他のミュージシャンと一緒に音楽を作りたいと思ったことはありませんか？
GarageBandのジャムセッション機能を使えば、それが可能になります。
続きを読んで、この革新的なアプリがどのようにあなたの音楽体験を変えるかをご覧ください。
ジャムセッションとは？
そもそもジャムセッションとは、複数のミュージシャンが一緒に集まり、即興で演奏やアイデアを交換しながら音楽を作り上げる活動のことを言います。
通常、ジャムセッションでは参加者が楽器を演奏し、リズムやメロディを共有し合いながら、互いの音楽的なアイデアを組み合わせて新しい音楽を創造します。
ジャムセッションは、ミュージシャン同士がコミュニケーションを取りながら、即興で相互作用することによって生まれる創造性やエネルギーが特徴です。
参加者はお互いの音楽的なアイデアやスタイルに触発され、それを即座に反応しながら、グループ全体の音楽を形成していきます。
GarageBandのジャムセッション機能では、複数のユーザが遠隔地にいながらも、リアルタイムで音楽を共有し合うことができます。
それぞれのユーザが自身の楽器やパートを演奏し、リアルタイムで録音された音楽が互いのデバイスに送信されます。
この機能により、地理的な制約を超えて他のユーザと一緒に音楽を制作することが可能となります。
iPhone用GarageBandでほかのユーザとジャムセッションする
Wi-Fi接続を通じて、他のGarageBandユーザーと共に音楽制作を行うことができます。
バンドリーダーはジャムセッションを立ち上げ、最大3人のバンドメンバーが参加できます。
演奏と録音はすべてのデバイス間で同期されるため、バンド全体での演奏や録音も可能です。
リーダーは演奏と録音のコントロールを独自に行うか、他のメンバーにも許可することができます。
メンバーがジャムセッションに参加すると、そのメンバーのデバイスの曲設定が現在のジャムセッションのものと同期されます。
曲設定にはテンポ、キー、拍子、ソングセクションの数と長さ、マスターエフェクトの選択、カスタムコード、フェードアウト、カウントインが含まれます。
これらの設定はリーダーのみが変更可能です。
メンバーがジャムセッションに録音したトラックを完成させると、リーダーはメンバーのデバイスから、ミュートされていないすべてのトラックを収集します。
収集中は再生と録音が一時停止します。
あるデバイスでの再生が最適化のために開始できない場合、他のデバイスは最適化が完了するまで待機状態になります。
再生または録音中に誰かがサウンドブラウザを開くと、曲の再生は停止しますが、ジャムセッションは続行されます。
ジャムセッションはTouch Instrumentsとトラック表示で実行可能ですが、Live Loopsグリッドでは利用できません。
ジャムセッションのコントロールを開く
コントロールバーの設定ボタン をタップします。
iPhone SEまたはiPhone 8の場合は、コントロールバーの設定ボタン をタップしてから、「曲の設定」をタップします。
「ジャムセッション」をタップします。
ジャムセッションを作成するには
ジャムセッションをコントロールし、『セッションを作成』ボタンをタップします。
再生および録音のコントロールを共有する
通常、バンドリーダーはジャムセッションの再生と録音を指揮します。
もし”バンドリーダーの制御”がアクティブな場合、メンバーのデバイス上ではトランスポートコントロールが薄い色で表示されるようになります。
「バンドリーダーの制御」を無効に切り替えます。
「バンドリーダーの制御」が無効になると、バンドメンバーはトランスポートコントロールを使用する権限を得ることができます。
メンバーは「録音」ボタンをタップすると、自分のデバイスで録音が開始され、他のデバイスでは再生が開始されます。
曲再生中、各メンバーは自分のデバイスで「録音」ボタンをタップして録音を開始し、「再生」ボタンをタップして録音を停止することが可能です。
ジャムセッションに参加する
周囲の他のデバイスは、ジャムセッションのリーダーデバイスに表示されているコントロールを介して、Wi-Fiを利用してセッションに参加することが可能です。
「セッションに参加」というオプションが、ジャムセッションの制御パネルに存在し、これをタップすることで、希望するセッションに簡単に参加できます。
一旦参加すると、選択したセッションの楽曲設定が、あなたと他のメンバーのデバイスにも反映されます。
もし参加メンバーの楽曲の拍子、楽曲セクション数、またはセクションの長さが、現在のジャムセッションの楽曲と異なる場合は、自動的に新しい空の楽曲が生成されます。
バンドメンバーの録音を収集する
バンドのリーダーは、手動または自動的にバンドメンバー全員の録音をまとめることができます。
リーダーが録音をまとめると、各メンバーのミュートされていないトラック（ソロトラックも含む）がリーダーの楽曲に統合されます。
録音がまとめられている間、再生と録音が一時停止し、GarageBand内の全ての操作が一時的に無効にされます。
「バンドリーダーの制御」が有効になっている場合、通常は、録音が完了する度に自動的に録音がまとめられる設定となっています。
また、「録音の自動的なまとめ」設定は、「バンドリーダーの制御」が有効な状態でのみ適用されます。
リーダーは必要に応じて自動まとめを無効にして、手動で録音をまとめることも可能です。
ジャムセッションのコントロールを開きます。
以下のいずれかの操作を行います。
「録音の自動収集」をオフにする。
「バンドリーダーの制御」をオフにする。
「録音を収集」をタップする。
もしトラック数が最大数（8トラック）を超える場合は、リーダーがトラックを削除するか、メンバーにトラックをミュートまたは削除してもらうよう依頼し、録音の収集をやり直してください。
収集したトラックは、リーダーの曲内ではミュートされます。 リーダーが新しい録音を開始するか、トラックを手動で再収集すると、以前に収集したトラックはすべて削除され、新しく収集したトラックに置き換えられます。
ただし、リーダーが収集したトラックのミュートを解除したり編集したりした場合、それらは削除されません。
また、収集したトラックをリーダーがコピーした場合、コピーは削除されません。
録音の収集後にリーダーが「録音の自動収集」の設定を切り替えた場合、収集したトラックは次回の録音開始まで保持されます。
録音の収集後、リーダーは曲に変更を加え、完成した曲をオーディオファイルとしてメンバーにメールで送信できます。
ジャムセッションを離れる
バンドメンバーは、いつでもジャムセッションを離れることができます。
ジャムセッションのコントロールで、「セッションを離れる」をタップします。
メンバーは、「セッションを離れる」をタップするか、「My Songs」ブラウザを開くか、ネットワーク接続に問題が起きて、ジャムセッションを離れた場合でも、通常のセッション参加手順で元のセッションに再度参加できます。メンバーがセッションを離れると、そのメンバーが残したメッセージがほかの全員に送られます。残った人達はジャムセッションを続けることができます。
ジャムセッションを中止する
リーダーは、いつでもジャムセッションを中止できます。メンバーには、セッションが中止されたことを知らせるメッセージが送られます。
ジャムセッションのコントロールで、「セッションを停止」をタップします。
ジャムセッション中にリーダーが「My Songs」ブラウザを開いた場合にも、セッションが中止されます。
本日のまとめ
いかがでしたでしょうか？
iPhone用GarageBandを使ってみたくなりましたか？この素晴らしいアプリは、あなたすに限りない音楽の可能性を提供してくれます。
それはまるで自分自身がスタジオにいるような感覚を味わえるのです。
一人で音楽を作るのも楽しいですが、なぜ他のユーザとジャムセッションしないのでしょうか？
GarageBandのすばらしい機能を利用して、世界中の音楽愛好家とつながることができます。
リアルタイムで演奏し合い、アイデアを共有し、クリエイティブなエネルギーを分かち合うことで、新たな音楽の旅に出ることができるでしょう。
未知の才能と出会い、異なるバックグラウンドを持つ人々と交流することで、あなたの音楽はさらなる高みに到達するかもしれません。
GarageBandの魔法のような機能を使って、あなたの音楽の可能性を広げましょう。
それではまたいつかお会いしましょう。新たな旅が始まり、素晴らしい音楽の世界が広がることを楽しみにしています。
GarageBandを使ってジャムセッションをし、素晴らしい音楽仲間に出会えることを願っています。
さあ、あなたの音楽の扉を開きましょう。
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