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ゴリラシリーズです。
本日は、キーボード音源パート②をみていきます。
GarageBandには、初めからキーボードの音源が用意されています。MIDIトラックに適用することで、キーボードの音を変更することができるので、曲の感じを簡単に変えることができるでしょう。
ここからは、音を確認すると共に、どういった音源があるのかをみていきます。
キーボード音源はたくさんあるので、どれを使ったらいいのかわからないと思いますが、これから紹介する音源を聞いて、気に入った音源のパラメータをいじり、自分なりの音源を作ればいいでしょう。
それでは確認していきます。
キーボード音源の設定
キーボード音源を設定するには、
①ソフトウェアトラックを選択した状態で、
②ライブラリボタンを押します。
③音源一覧の中の『Keyboards』から各種音源を出すことができます。
キーボード音源の種類
ここからは、キーボード音源の種類を確認していきます。本日はパート2です。
Double Tracked Wurli(ダブルトラック・ウーリー)
ダブルトラック・ウーリーは、エレクトリックピアノの音となり、明るく、ふくよかな音が特徴の音源になります。エレクトリックピアノはチューニングが狂わないようにする目的もあるのです。
Dreamy Smooth Vox(ドリーミー・スムース・ヴォックス)
ドリーミー・スムース・ヴォックスは、夢の中に誘われるような音源になります。
Eastern Synth Guitar(イースタンシンセギター)
イースタンシンセギターは、名前のとおり、東洋のシンセギターの音源になります。
Electric Sheep Synth(エレクトリックシープシンセ)
シープとは、羊のことで、大草原でエレピを弾いているかのような明るい感じのシンセ音源になっています。
Electromagnetic Keys(エレクトロマグネティック・キーズ)
電磁によって発生される音源で、包容力のある低域から中域に特徴がある音ですね。
Faded Keys(フェードキー)
フェードキーは、色あせた鍵盤という意味で、音色的には軽めの音源になっています。
Fairytales Bells(フェアリーテイル・ベルズ)
フェアリーテイル・ベルズは、おとぎ話に出てくるベルの音を再現している音源になります。森の中に迷い込んだ、想像させられる音源ですね。
Feedback Rhodes(フィードバック ロードス)
高域を中心とする音源で、とても軽く奥行きのある音源になります。
Flea Market Wurli(フリーマーケット ウーリ)
フリーマーケット ウーリは、EQ(イコライザー)でカーブを調整し、特徴的な音にしているシンセ音となります。
Fuzzy Soul Organ(ファジー・ソウル・オルガン)
とてもファンキー(ド派手)でメロー(甘酸っぱい香り)な音源となるファジー・ソウル・オルガンは、ファズがかかった特徴的なオルガン音源となります。
Gamer’s Organ(ゲーマーズオルガン)
ゲーマーズオルガンは、ゲームの中に誘い込まれるかのような少しレトロ(昔に流行った音)な音源となります。
Granular Vibraphone(グラニュラー・ヴァイブラフォン)
グラニュラー・ヴァイブラフォンは、少しザラザラした音が特徴の鉄琴音源となります。
Hammered Mallets(ハンマードマレット)
マレットとは、木琴や鉄琴などで使う「ばち」のことを言い、ハンマーで叩くようにマレットを使った音源となります。
Hammered Wood(ハンマードウッド)
木材で叩いたような音がするハンマードウッドは、とても可愛らしい音源となっています。跳ねているような感じですね。
Harmonic Scream Synth(ハーモニック・スクリーム・シンセ)
仮想アナログフィルターを使い、とても粗い音に仕上げたハーモニック・スクリーム・シンセは、帯域がとても広く、存在感のある音になっています。
本日のまとめ
いかがでしたでしょうか。GarageBandにはさまざまな音源が用意されています。
全ての音源を知りつくすには限界があり、音源が多いので、どの音源がいいのかも分かりにくいものです。
今回紹介した音源は、GarageBandの音源の中のほんの一部にしかすぎません。
色々な音源を聴いて、頭の中の引き出しを増やしていくことをおすすめします。
それではまた。
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