GarageBand Mallet(マレット)音源

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本日は、マレット音源をみていきます。

はじめにマレットって?

マレットと聞いても、大体の人はわからないと思います。

マレットは、打楽器を演奏するために用いられる、柄(え)の先に棒状の打撃部を持つ楽器演奏用具のことです。

柄(え)は、物の持ち手やつかみ部分のことをいい、このマレットは太鼓や木琴、鉄琴やマリンバ、シロフォン、グロッケンシュピールなどの楽器で使用されます。

素材、形状、柄(え)の長さなどによって種類が分かれます。

素材には、木製、プラスチック製、金属製、竹製などがあり、素材によって音も違ってきます。

形状には、円柱型、球型、角柱型、コーン型、テーパー型、フェルール型などたくさん種類があります。

柄の長さにも、ショートタイプ、ロングタイプなどがありいろいろな組み合わせでさまざまな音を楽しみましょう。

マレットは、打楽器の音色や強弱、表現力を大きく左右する重要な要素の一つです。

演奏者は、楽器の特性や音色、曲目に合わせて適切なマレットを選び、演奏に臨むのです。

マレットが何なのかわかったとこで、ここからは、GarageBandに初めから入っているマレットの音源5種類を確認していきます。

MIDIトラックに適用することで、マレットの音を変更することができるので、曲の感じを簡単に変えることができるでしょう。

ここからは、音を確認すると共に、どういった音源があるのかをみていきます。

それでは確認していきましょう。

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マレット音源を設定する

マレット音源を設定するには、

①ソフトウェアトラックを選択した状態で

②ライブラリボタンを押します。

③音源一覧の中の『Mallet 』から各種音源を出すことができます。

マレット音源の種類

ここからは、マレット音源の種類を確認していきます。

I-95 Silicon Pluck(I-95 シリコンプラック)

I-95 Silicon Pluckは、電子音楽業界で使用されるサウンドの一種で、エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)の中でも特にトランス系の楽曲で使用されることが多いです。

I-95 Silicon Pluckは、プラグイン・シンセサイザーなどの電子楽器で再現された音色で、硬質な音色が特徴的です。また、強く短く鳴るサステインの効いた音が、シンセサイザーやシーケンサーを用いたリズムトラックによく合います。

I-95 Silicon Pluckは、エレクトロニック・ダンス・ミュージックを作る上で、非常に重要な役割を持っています。多くの楽曲で、リードメロディーに使用されることが多いです。

Marimba(マリンバ)

マリンバは、木製の音板を持ち、キーボード形式で構成された打楽器の一種です。音板は樹木の中空部分から作られ、左右に張られた竹製の管の下で共鳴し、音を出します。キーボードは、低音から高音までの複数の音程を持ち、マレットを使って打撃して演奏します。

マリンバは、西洋音楽や民族音楽などで幅広く使用されています。クラシック音楽においては、バルトークやコープランドなどの作曲家が作品の中で使用し、ジャズやポップス、ワールドミュージックなどでも活用されます。

マリンバの演奏には、マリンバ用のマレットが必要となります。マリンバ用のマレットは、柔らかいものから硬いものまで、様々な硬度があります。また、マリンバのキーボードは、ピアノのように鍵盤が白鍵と黒鍵で交互に並んでいるのではなく、同じ色の鍵盤が並ぶため、譜面を読む際には特別な記号が使われます。

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Mini Marimba(ミニマリンバ)

ミニマリンバは、小型のマリンバで、普通のマリンバよりも小さいサイズの音板を持っています。

そのため、一般的なマリンバと比べると音域が狭くなっていますね。

ミニマリンバは、一般的なマリンバと同じように演奏されますが、小さいサイズのため、手軽に持ち運びができ、室内でも比較的静かに演奏できるため、アマチュア演奏家や学校の音楽教育などでよく見かけます。

また、ミニマリンバは、小型のため、一般的なマリンバよりも安価である場合があります。

マリンバが欲しいけど、手が届かない方は、ミニマリンバで安価に始めることができるでしょう。

なので、入門者がマリンバの演奏を始める際には、ミニマリンバを購入することが多いです。

Toy Glockenspiel(トイグロッケンシュピール)

トイグロッケンシュピールは、金属製の音板を持つ打楽器の一種で、鈴やチャイムに似た響きを持っています。ドイツ語で「鈴の演奏」という意味があります。

グロッケンシュピールは、音板を木製または金属製の枠に取り付け、音程に応じて長さを調整した金属のピンを打つことによって音を出します。一般的には、音域が2オクターブから3オクターブ程度のものが多く、キーボード楽器に近い形状をしています。

グロッケンシュピールは、古典音楽や吹奏楽、オーケストラ、室内楽などで広く用いられるほか、ポップスやロックなどの分野でも使用されることがあります。また、子供向けの楽器としても人気があり、音色が明るく、音程の判別がしやすいことから、初めての音楽体験に適した楽器とされています。

Vibraphone(ヴィブラフォン)

Vibraphone(ヴィブラフォン)は、金属製の音板を持つ打楽器の一種になり、マレットで叩いて音を出します。鈴やグロッケンシュピールに似た音色を持っていますが、独特の「ビブラート」と呼ばれる揺らぎのある音色が特徴的です。ドイツ語で「振動する音」という意味があります。

Vibraphoneは、音板にバチで叩くだけでなく、フットペダルによって鋼球が振動することにより、独特の揺らぎのある音色を出すことができます。一般的には、キーボード楽器に近い形状をしており、5オクターブから3オクターブ程度の音域を持っています。

Vibraphoneは、ジャズ、古典音楽、ポップス、ロック、映画音楽など、幅広いジャンルの音楽で使用される楽器であり、特にジャズにおいては、卓越した音楽性とともに重要な役割を果たしています。

本日のまとめ

いかがでしたでしょうか。GarageBandにはさまざまな音源が用意されています。

自分の楽曲に合う音源を探して、使ってみるといいのではないでしょうか。

元となる音源を選び、エフェクトを追加することで、音の加工も簡単に行えるようになります。

使い方次第では、有料の追加音源を買わなくても楽曲制作に対応できますので、ぜひ活用してみてください。

それではまた。

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