ゴリラスタジオ監修のGarageBandの本が、Kindleにて好評発売中!
GarageBandの使い方や操作方法など盛りだくさん。
わからない操作を目次で早引き!新しい情報を随時公開!
ゴリラシリーズです。
はじめに
曲を作っていて、『この場所にサビを入れたいけど、また初めから作り直し?』と思った事はありませんか?
また、曲を作ったけど後で曲の構成を変更したいなぁ。と思うこともあります。
そんな時はアレンジメントマーカーを使いましょう。
簡単に曲の構成を変更することができます。
本日は、アレンジメントマーカーの使い方について解説しています。
アレンジメントマーカーとは
アレンジメントマーカーとは、プロジェクトにイントロやヴァース、サビやコーラスなどの各セクションを決め、このセクションを移動させることで、すばやく曲の構成を変更することができます。
アレンジをするとき、ここにサビを入れたい!やヴァースとコーラスを入れ替えたい!と思った時に、すぐに入れ替えることができます。
アレンジマーカーのスタートポイントは、プロジェクトの最初の小節からになります。
アレンジマーカーの使い方
アレンジメントトラックで、アレンジメントマーカーの編集や追加をすることができます。
アレンジメントトラックの表示場所は、画面上部になります。
アレンジメントマーカーは名前の編集などが簡単にできるようになっています。
それでは使い方を見ていきましょう。

アレンジメントマーカーを設定する
アレンジメントマーカーを設定するには、『トラック』→『アレンジメント・トラックを表示』を選択します。
ショートカットキーはキーボードの『shift +command⌘+A』を押すことでもアレンジメント・トラックを表示させることができます。
アレンジメントトラックのマーカーを追加ボタンを押すことで、プロジェクトの開始位置、または既存の最後のアレンジメントマーカー終了位置に、アレンジメントマーカーが表示されます。
アレンジメントマーカーのサイズを変更する
アレンジメントマーカーのサイズを変更するには、アレンジメントマーカーの右はしをつかみ、左右にドラッグすることで変更することができます。
アレンジメントマーカーの名前を変更する
アレンジメントマーカーの名前を変更すると、後で編集する時にとても便利になります。
やり方は簡単で、以下の手順があります。
①選択したアレンジメントマーカーの名前をクリックして、ショートカットメニューから名前を選択します。
②選択したアレンジメントマーカーの名前をクリックし、ショートカットから名称変更を選択して、新しく名前を入れます。
アレンジメントマーカーの編集
アレンジメントマーカーを編集することで、アレンジをし直すことができます。
アレンジメントマーカーの選択、移動、コピー、削除、置き換えをアレンジメントトラックからできます。
アレンジメントマーカーの移動やコピーをすると、該当する全てのリージョンが移動やコピーされます。
オートメーションなどを設定している場合も一緒に移動やコピーされることになります。
ロックされているトラックがある場合、ロックを解除する必要があります。
アレンジメントマーカーを選択する
アレンジメントマーカーを選択するには、アレンジメントマーカーをクリックします。
複数選びたい時は、シフトキーを押しながら選択します。
隣接していないアレンジメントマーカーを選択することができません。
アレンジメントマーカーの使い方まとめ
曲の構成などを考えるときにとても便利に使えるアレンジメントマーカー機能。
曲の構成を変えてみて、しっくりくるアレンジができたらいいですね。
このアレンジメントマーカーを使って、曲を自分なりにカスタマイズしていきましょう。
後からでも変更することができるので、どんどん使って行って下さいね。
それでは、また。