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サウンドハウス

GarageBandで使うおすすめディストリビューター

 

みなさんは、パワーディストリビューターをご存知でしょうか。

パワーディストリビューターは、複数の機器にクリーンな電源を供給することで、オーバーロード(過負荷)や異常電源等(カミナリなど)から機材を守るものになります。

また、電源周りの電力を安定させることで、ノイズの発生を減らしクリーンな音源を録音することもできるので、楽曲の品質向上にもつながります。

ライブでの使用やプライベートのスタジオ、自分の部屋での楽器セッティングなど使う用途はいろいろあります。

必ず必要かと言われれば、なくても十分に対応することができますが、もう一段階上の作業をしたい方には、このディストリビューターは選択する余地はありそうです。

ここからは、パワーディストリビューターや電源タップを機材の一員に加えることで、どのような効果があるのかなどを確認していきます。

 

瞬間的に過電圧が起こり、その過電圧がミリ秒程度と長めになるものは一般的に『サージ』と呼ばれます。

その瞬間的な過電圧がナノ秒やマイクロナノ秒など、比較的短いものを一般的に『スパイク』と呼んでいます。

一番危険なのが、落雷によって発生する『カミナリサージ』で、カミナリサージが発生すると、電源や通信線などを通じて、パソコンや機材などに過大な電圧が加わります。

過大な電圧が機材などに加わることで、機材がダメージを受け最悪の場合、機材やパソコンの損傷となることがあります。

大事な機材を守るためにも、スパイクやサージフィルター付きの電源タップやディストリビューターを導入しましょう。

 

サーキットブレーカーは、簡単に言えば電流が流れる回路を遮断し機材に過大な電流を流す前に回路を切り離すことができる装置になります。

このサーキット(回路)ブレーカー(遮断器)を搭載しているかどうかも、ディストリビューターを選ぶときに確認することが大切です。

 

ノイズフィルタは、電源周りから発生するノイズを取り除き、クリーンな電気信号を供給するための回路となります。

この電気周りで起こるノイズを『伝導性ノイズ』と言い、私たちの知らないところで楽器演奏やレコーディングなどにノイズを与えている原因の一つになっています。

 

機材によっては最大定格電流が決められています。

最大定格電流とは、その値を超えて電流値が流れてしまうと、製品の品質を損なう恐れがある他、最悪の場合には壊れることもあります。

例をあげると、最大定格電流が1500Wの場合には、1500Wを超えないようにすることが重要になってきます。

アンペア(A)は100W(ワット)➗100=1A(アンペア)となります。

パソコン=50W〜150W(0.5A〜1.5A)

ドライヤー=1200W(12A)

電気ポット=1250W(12.5A)

エアコン=540W(5.4A)

冷蔵庫=250W(2.5A)

テレビ=200W〜400W(2A〜4A)

また、スピーカーなどに書いてあるW数は、ここでのW(ワット)とは別のものになるので混同しないようにしてください。

以上のように、メーカーが保証している最大定格電流も選ぶ際の指標の一つとし見ていくのがいいかもしれません。

 

シーケンス機能を搭載したディストリビューターでは、電源を入れたときに順番に電源が投入されていくため、電源を入れる順番が決まっている機材などを扱う場合には大変重宝する機能になります。

3段階のシーケンス機能がある場合には、オーディオインターフェイスなどの周辺機器を一番初めにし、

ミキサーを二番目、パワーアンプなどを三番目に構成することで、電源の供給がスムーズに機材を傷めることなくできることでしょう。

 

重量は軽めかどうか、できるだけ軽いタイプのものの方が、持ち運びにも便利です。

 

ここからは、ディストリビューターを使うにあたって、おすすめのものを紹介していきます。

値段や機能もさまざまですので、自分が求めている機能を見て選ぶようにするといいのではないでしょうか。

Furman(ファーマン)は世界中のプロミュージシャンやサウンドエンジニアなどが使うAC電源機器を製造販売しているアメリカ企業になります。

高品質でコストパフォーマンスに優れた商品を提供している会社となります。

M-8X2

低価格で、コストパフォーマンスが大変高い商品となっています。

機器に入ってくる電気をクリーンするとともに、サージプロテクタとしても機能します。

サージプロテクタとは、上でも説明したように過大電圧によるスパイク(短めの過大電圧)やサージ(長めの過大電圧)から機材を守ってくれる機能になります。

ラックマウントに取り付けすることができるため、ラックを持っている方はラックにすぐに組み込むことができます。

ファーマンのM -8X2は、15A(アンペア)の電力を供給することができるので、大体の機材はつなぐことが可能になります。

重量が軽いので、持ち運びにも便利で、ライブなどにも手軽に持っていけます。

【仕様】

最大供給電流 15アンペア

電源コード 1.8m

電源電圧 100VAC 50/60Hz

リアに8口 フロントに1口のアウトレット

サーキットブレーカー対応

サージフィルターやノイズフィルターを搭載

重量 1,8Kg

M-8Lx

FURMAN ( ファーマン ) / M-8Lx パワーコンディショナー

全面にライトを装備したディストリビューターになります。

暗いステージやブースなどでラックを照らすことができるので、「どこにあるのか分からない!」といったことはありません。

機能はM -8X2とほぼおなじですが、重量はこちらの方が若干重くなっています。

【仕様】

最大供給電流 15アンペア

電源コード 1.8m

電球 白熱球x2 各4W

電源電圧 100VAC 50/60Hz

リアに8口 フロントに1口のアウトレット

サーキットブレーカー対応

サージフィルターやノイズフィルターを搭載

重量 2.5Kg

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TASCAMは、確かな音質と 高い耐久性で長年に渡り支持され世界中の放送・録音現場に導入されています。
その実績と経験を活かしプロフェッショナルのための音響に関わるトータルソリューションを提供する会社となります。

 

AV-Pシリーズ

TASCAMの超定番ディストリビューターと言えば、このAV-Pシリーズになります。

AV-Pシリーズは2種類のノイズフィルターを備えているので、クリーンな電源を供給することが可能になります。

また、背面にはコンセントが10系統あり、全てに極性チェッカーを備えているため、誰でも簡単に電源を正しく接続することができます。

間違えて接続すると、極性チェッカーが教えてくれるのです。

電源を正しい極性に合わせることで、余計なノイズを抑えることができます。

3mの電源コードのため少し離れた場所でも使用することができます。

前面にはアンスイッチが搭載されていているコンセントが3系統あり、電源のオンやオフの影響を受けずに、常に電源供給されているます。ちょっとした充電などには重宝するコンセントとなります。

【仕様】

電源 AC100V、50/60Hz

最大定格電流 1490W (14.9A)

電源コンセント

SWITCHED(連動)
後面3P x 10

UNWSITCHED(非連動) 前面3P x 3

フィルター サージノイズフィルター、ラインノイズフィルター

極性チェッカー ネオンランプ表示

サーキットブレーカー 15A

電源コード 3P電源コード 3m(取り外し不可)

消費電力
3.8W

外形寸法
482.6(幅)×45(高さ)×294(奥行き)mm

質量
3.8kg

AV-P250S

こちらはAV-P250の上位機種になります。

シーケンサー機能を搭載しているため、電源の投入時に3系統のコンセントに順番に電源が入っていきます。

このため、電源を入れる順番を間違えることがなく、正しい順番で電源を入れることができます。

電源を切った時は、逆から電源が切れるので正しく電源を切ることができます。

【仕様】

電源 AC100V、50/60Hz

最大定格電流 1490W (14.9A)

電源コンセント

SWITCHED(連動)
後面3P x 10

UNWSITCHED(非連動) 前面3P x 3

電源ON遅延時間
POWER ON TIMING 1 ON : 2.5±1.5秒 / 3.5±1.5秒
TIMING 1 ON TIMING 2 ON : 2.5±1.5秒 / 3.5±1.5秒
TIMING 2 ON TIMING 3 ON : 2.5±1.5秒 / 3.5±1.5秒

電源OFF遅延時間
POWER OFF TIMING 3 OFF : 3.5秒以内 / 3.5秒以内
TIMING 1 OFF TIMING 2 OFF : 2.5±1.5秒 / 3.5±1.5秒
TIMING 2 OFF TIMING 1 OFF : 2.5±1.5秒 / 3.5±1.5秒

フィルター サージノイズフィルター、ラインノイズフィルター

極性チェッカー ネオンランプ表示

サーキットブレーカー 15A

電源コード 3P電源コード 3m(取り外し不可)

消費電力
3.8W

外形寸法
482.6(幅)×45(高さ)×294(奥行き)mm

質量
3.8kg

 

いかがでしたでしょうか。電源周りを少し改善することで、電気信号を安定させることができるので、ノイズの対策やカミナリが落ちたときの停電時など、さまざまな場面で役にたってきます。

対策をしているかしていないかで、いざと言うときに結果が全然違ってきますので、少しでも機材を守りたい方やクリーンな電源が必要な方は検討する余地があります。

今一度、自分の制作環境を見直し、良い音楽生活を送ってください。

それではまた。

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