スピーカーキャビネットの種類を見ていく前に
私たちが使っているギターやベースのスピーカーキャビネットには3種類のスピーカーキャビネットが存在します。
それは、 オープンバックとクローズドバック、バスレフ型です。
それぞれ何が違うのかというと、一番は影響があるのは”トーン”になります。自分の好みをしっかり把握し、使いやすいアンプを購入することが非常に重要になります。
Logicでは、アンプに関係するエフェクトは以下の種類があります。
オープンバック(後面開放型)
まず、オープンバック・キャビネットは、スピーカーがエンクロージャー内に密閉されていないキャビネットのことを言います。
後面(キャビネットの後ろ)が完全に空いているか、部分的に空いるため、見分けることができるでしょう。
このデザインでは、エンクロージャーの前面と背面からサウンドが発せられ分散するため、スピーカー正面から出力される『正相』や『逆相』の音が混ざり合ったサウンドになります。
音の指向性が低下し、アンプの周辺で音が鳴っている様に感じます。
ステージで演奏するドラマーには、このタイプのアンプが好かれます。
このオープンバックはクローズドバックに比べ、音抜けが良いサウンドになる傾向があり、低音がマイルドで、突き抜ける高音が特徴になります。
素晴らしいギターアンプ、特にコンボアンプの多くは、このオープンバックを採用しています。
最も有名なアンプはローランドの『JC120』や、フェンダーの『Twin Reverb』になります。
セミオープンバック
クローズドバックは背面に穴が空いている商品になりますが、セミオープンバックのキャビネットも存在します。
クローズドバックほどではないですが、背面に少し穴が空いているのが特徴になり、オープンバックとクローズドバックが合わさった感じの質感になるのが特徴です。
クローズドバック(密閉型)
クローズドバック・キャビネットは、スピーカー内部を完全に密閉されているキャビネットになります。
背面が閉じているので、サウンドは前面からのみ発せされ、アンプによるキャラクターがものすごく出ます。
前面に向かって音が出るため、より観客に伝わりやすくなります。
また、パンチの効いた迫力ある低音を出力します。
密閉型は『太い音』が箱鳴りする特徴的なサウンドを発し、はマーシャルのキャビネットに多く採用されています。
バスレフ型
バスレフ型には、ベースアンプのキャビネットによく使われています。
クローズドバック(密閉型)のスピーカーボックス正面にダクトという穴が空いていて、低音成分を鳴らすことができるので、迫力のある低音が出力されるようになります。
代表的なキャビネットとしては『Ampeg』などが有名です。
スピーカーキャビネットのまとめ
スピーカーキャビネットの種類を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
これからスピーカーキャビネットを選ぶときの参考になれば幸いです。
楽器を購入したら、アンプとキャビネットを購入して、ガンガンに音を出して演奏すればストレスの発散になるかもしれませんね。
それでは、また。
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