GarageBand エフェクト Stereo Spread(ステレオ・スプレッド)

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GarageBandのイメージプロセッサを使う前に

イメージプロセッサは、素材に対して、ステレオイメージを適用し、音を広げたり、狭めたり、音の定位を変更したりすることができるエフェクトになります。

ミックス全体の奥行きや広がり、定位変更などをしたいときに使用し、自分のイメージに合う楽曲に仕上げていきます。

プラグインをセットするには、『Imaging』から『Stereo Spread』を選択することでプラグインを適用できます。

イメージプラグインには、この他にも下記のエフェクトがあります。

Direction Mixer(ディレクション・ミキサー)

知りたい方は、URLをクリックし確認して下さい。

それではStereo Spread(ステレオ・スプレッド)の使い方を見ていきます。

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Stereo Spread(ステレオ・スプレッド)の使い方

ステレオ・スプレッドは、一般的にマスタリングにて使用されるエフェクトになります。

マスタリングとは、2ミックスが終了した段階で、アルバムを作成したりするときなどに、楽曲全体を通して均一に音圧や周波数をまとめる作業を言います。

ステレオ・スプレッドでは、中音域をいくつかの周波数帯域に分けることで、左チャンネルと右チャンネルに振り分け、ステレオベースを広げます。

モノラル信号の素材に対しても違和感が無くステレオ効果を付け加えることが可能になります。

それではステレオ・スプレッドの使い方と各パラメーターをチェックしていきましょう。

Stereo Spread(ステレオ・スプレッド)の各パラメーター

ON/OFF機能

GarageBandエフェクトには絶対についているON/OFF機能は、ON/OFFボタンを押すことで切り替えることができます。

ONにすると青く点灯し、OFFにすることでグレー色に変わり、エフェクトがOFFの状態になります。

OFFにした状態を『バイパス』すると言いますので。

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チャンネルストリップ

デフォルトの下矢印をクリックすることで、チャンネルストリップ画面を開けることができさまざまな項目が出てきます。

詳細では、デフォルトとして保存したりデフォルトを呼び出したりすることが可能になります。『デフォルトを呼び出す』では、元の音に戻すことができますので、元の音に戻したくなった時に使用します。

Lower Intensity(ローアー・インテンシティー)

Lower Intensity(ローアー・インテンシティー)は、低周波帯域でのステレオベースの広がりを設定します。

このローの成分をステレオベースで広げてしまうと音像があやふやになり、ミックス全体の勢いが失われてしまいますので、注意して使用して下さい。

Upper Intensity(アッパー・インテンシティー)

Upper Intensity(アッパー・インテンシティー)は、高周波帯域でのステレオベースの広がりを設定するパラメーターになります。

Order(オーダー)

Order(オーダー)スライダーは信号をいくつの周波数帯域に分割するかを設定するパラメーターになります。

最大12の周波数帯域に分割できますが、ほとんどの場合は6〜8程度の帯域分けで十分です。

曲を聴きながら、マッチするところで設定していきましょう。

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詳細は、GarageBandで使えるプラグインおすすめを確認してください。

GarageBand エフェクト Stereo Spread(ステレオ・スプレッド)使い方まとめ

Stereo Spreadを使うことで、素材やミックス楽曲に対して、ステレオイメージを操作することができます。

音を広げたり、狭めたり、パンニングの位置を変えてみたりと、さまざまな効果が得られますので、ぜひStereo Spreadを使って下さい。

それではまた。