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サウンドハウス

Logic Pro エフェクト SilverVerb(シルバーヴァーブ)の使い方

Logic Proの使い方の本が、Amazon Kindleにて好評発売中です。

Logic Proの操作やMIDI操作などを知りたい方やエフェクトの使い方がわからない、ミックスマスタリングを勉強したいという方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

また、アップデートにも対応しているため、最新の情報が手に入ります。

gorilla studio監修のLogic Proシリーズを楽しんでいただけたら幸いです。

   

 

Silver Verb(シルバーバーブ)とは

 

Silver Verb(シルバーバーブ)は、 リバーブ信号をモジュレーとできるLFOがあります。

Silver Verb(シルバーバーブ)は、 Logic Proに付属している無料リバーブ・プラグイン・エフェクトで、次の3つのセクションからなります。

ROOMセクションでは、リバーブの広さや初期の反射音などを設定する領域になります。

MODULATIONセクションでは、レートやフェーズを設定し、その強度を調整して音を作る領域になります。

最後のセクションは、OUTPUT領域で、最終のリバーブのミックス具合を調整します。

ここで、リバーブとは何か?が知りたい場合は、『Logic Proリバーブの基礎知識』を確認してください。

Logic Pro リバーブの基礎知識

ここからは、Silver Verb(シルバーバーブ)を使い方や設定方法などを見ていきましょう。

Silver Verb(シルバーバーブ)は、部屋のサイズとリバーブの密度の設定でリバーブ音を作っていくことになります。

Logic Proのリバーブエフェクトでは、SilverVerb(シルバーバーブ)の他にも下記の種類があります。

それぞれ個性豊かなリバーブエフェクトになるので使い方を確認してみましょう。

  1. ChromaVerb(クロマバーブ)

  2. EnVerb(エンベロープ・リバーブ)

  3. Space Designer(スペースデザイナー)

Silver Verb(シルバーバーブ)の使い方

 

Silver Verb(シルバーバーブ)の開き方は、『Reverb』→『Silver Verb』で選択しプラグイン・エフェクトを適用します。

これでSilver Verb(シルバーバーブ)を設定できるようになります。

 

ここからはSilver Verb(シルバーバーブ)の各パラメーターを一緒に確認していきます。

Logic Proでのエフェクト画面では、共通のパラメータがついています。

どのエフェクトでも使い方は同じですので、エフェクトを使う時の共通のパラメータを参照してください。

エフェクトを使うときの共通パラメータ

 

 

ROOMセクション

Roomセクションの解説をしていきます。

Predelay(プリディレイ)

Predelay(プリディレイ)は初期反射音といい、原音からどのくらい離れた時間軸でディレイを発生させるかを設定するツマミになります。

20msを設定していると、原音が鳴ってから20ms後に残響音を発生させることができます。なので、Predelay(プリディレイ)を設定することで部屋の広さを表現できます。

Predelay(プリディレイ)を原音が鳴ったタイミングよりも少し後ろにずらすだけで、原音のアタックがモヤモヤにならずに、芯の通った音になります。

Reflectivity(リファレクティビティ)

 

仮想の壁や天井、床などの反響特性を設定するツマミになります。

Room Size(ルームサイズ)の設定

 

Size(サイズ)は、シミュレートする部屋の大きさを設定します。10から200の数値で設定し、10が一番小さいサイズの部屋で200が一番大きい部屋のサイズになります。

 

Density Time(デンシティータイム)

Density/Time(デンシティータイム)は、リバーブの密度(濃いさ)を決定するパラメーターになります。

密度が多くなると(100%に近い値)全体的にリバーブがかかるような密集したリバーブ音になります。

0%から100%の間で決定します。

Low Cut(ローカット)

ローカットでは、リバーブ信号から、低音部分のフィルタ除去を設定します。

このローカットフィルタは、リバーブ信号のみにかかるため、原音には影響しません。

 

High Cut(ハイカット)

 

ハイカットは、高音域のフィルタ除去を設定します。機能としては、ローカットと同じになります。

 

MODULATIONセクション

 

Modulationセクションでは、リバーブにモジュレーションを設定することができます。

On/Off機能

On/Off機能では、モジュレーションのオンとオフを切り替えることができます。

モジュレーションを適用したい場合は、オンに設定します。

Rate

Rate(レート)では、LFOの周波数(速度)を設定します。

Phase

Phase(フェーズ)はリバーブ信号の左右のチャンネルのモジュレーションの位相を設定します。

Intensity

モジュレーションの量を設定します。値が0の場合はディレイのモジュレーションがオフになります。

OUTPUTセクション

 

Outputセクションでは、最終のエフェクト音と原音のミックスを調整します。

Dry(ドライ)

 

ドライとウェットは、原音をどれだけリバーブと混ぜるかを設定するパラメーターになります。

ドライ100%が原音そのものになります。

Wet(ウェット)

ウェット100%がリバーブ音になります。

どちらもパーセンテージで割合を決め、『ドライ100%、ウェット0%』なら原音のみが鳴り、『ドライ0%、ウェット100%』ならエフェクト音のみが鳴るようになります。

Silver Verb(シルバーバーブ)のまとめ

 

パラメーターが部屋のサイズを決めるのと、リバーブの密度を決めるパラメーターのみとなるので、とても使いやすいかと思います。

リバーブの使い方はむずかしく、懸念されがちですがパラメーターの意味を理解して使えば、たくさんの使い方を発見できるのではないでしょうか。

それではまた。

 

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