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音とは
私たちが普段生活をしているときに聞こえる音を不思議に感じる時があったので、今回はこの事について。
何気なく生活している中で、ふと、音って何で発生するのか?またどういうふうに私たちの耳に届いているのか?と言うことに疑問を抱いていました。
そもそも音と言うのは、空気の振動で波ができ、その波が人の耳に届きそれが音となって聞こえるわけです。
音は1秒間に340m進みます。これは気温が15度の時の話になりますが。
皆さんも経験があると思いますが、花火大会で、花火が上がってから何秒か後に音が鳴る時ってありますよね?
3秒後に音が聞こえた場合は、3秒×340m=1020m先で花火を上げている。になります。
これで今、花火が上がった場所からどのくらい離れているかわかります。
音波とは
音波とは、先ほども解説したように、空気の振動が波になりそれが私たちの耳に届くことで音に変わります。
では、ここで疑問が生じるのですが、高い音や低い音はなぜ聞こえるかと言う事です。
それは、その波の形状により変わってくるのです。
高い音は波の周期が速く間隔が狭いです。
低い音は波が緩やかになります。
この周期のことを周波数と言いますが、低い音の場合周波数の数値が低くなります。 また逆に高い音の場合、周波数は高くなります。
人が聞こえる周波数の範囲
人が聞こえる周波数の範囲は、一般的に、20Hz〜20kHz(20000Hz)と言われています。
人はこの周波数の中で音を感じているわけです。
実際に、ピアノやギターなどを弾くときに、音の違いを感じるのは、その楽器が振動する波の数量、すなわち周波数が違うためです。
振動するものには、必ず音が発生します。
音楽制作で大事なこと
先ほど周波数と言いましたが、音楽をミキシングやマスタリングする上で、この周波数と言う言葉は知っておかなければいけないとても大事なことになります。
いろいろな楽器を録音した場合、その楽器が持つ音色は、様々な周波数でできています。
それを、1つにまとめるときに周波数がぶつかってしまうと、音の波がぶつかり聞こえなくなる現象があるからです。
これをぞくに、『マスキング』といいます。 マスキングを簡単にいうと、音と音がぶつかって、かき消される現象を言います。本来はなっているはずの音が、かき消されることで、聞こえなくなってしまうのです。
『マスキング』については別記事で詳しく紹介しますのでここではさらっと流してください。
音の3大要素
音には、音の大きさ、音程、音色があります。
これが音の3大要素となります。
これが組み合わさることにより、いろいろな音となって私たちが音の違いを感じることになります。 音の大きさはdB『デシベル』で表現されます。
このデシベルが大きいと、人はうるさく感じるのです。 次に音程とは、先程言った周波数になります。人はこの周波数の高い低いで、音程を感じることになります。
最後に音色ですが、音色は波の形状によって人は音の違いを感じ取れるのです。
音についてのまとめ
今回は音について考えてみました。
音は普段から何気なく聞いていますが、とっても奥が深いのです。
しかし、音楽制作をしない人なら何も考えなくても良いのですが、私たちのように、音楽を扱い、音楽を制作する人にとっては、この音と言うのはむちゃくちゃ大事になってくるんです。
音の3大要素は、必ず必要になってくる知識となりますので、また別の記事でも詳しく解説していきたいと思っています。
それではまた。
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