音楽は時計だ!ポップにわかるリズムの仕組み

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音符と休符:全音符〜64分音符、付点音符、連符

音符(音を鳴らす記号)と休符(音を休む記号)は、音楽にとっての「時計」のようなものです。

これらを理解すると、楽譜が読めるようになるだけでなく、頭の中にあるメロディを正確にリズムとして表現できるようになります。

音符と休符の基本ルール:ピザを切り分けるイメージ

音符と休符の長さは、「全音符(ぜんおんぷ)」という一番長い基準の音を、半分、また半分……と切り分けていくことで決まります。

ホールピザを2等分、4等分、8等分していく様子を想像すると分かりやすいです。

一般的な4拍子(1, 2, 3, 4と数える曲)を基準にした、それぞれの音符・休符の長さと特徴は以下の通りです。

名称音符の特徴4拍子での長さ(拍)ピザの例え
全音符 / 全休符白丸(全休符は黒い長方形が線の下にぶら下がる)4拍(まるまる1小節分)ホールピザそのまま
2分音符 / 2分休符白丸に棒がつく(2分休符は黒い長方形が線の上に乗る)22等分(1/2
4分音符 / 4分休符黒丸に棒がつく(4分休符は稲妻のような形)14等分(1/4
8分音符 / 8分休符黒丸の棒に「旗」が1つ(8分休符は数字の「7」に似た形)0.58等分(1/8
16分音符 / 16分休符旗が20.2516等分(1/16
32分音符 / 32分休符旗が30.12532等分(1/32
64分音符 / 64分休符旗が40.062564等分(1/64

ワンポイントアドバイス

旗がついている音符(8分音符以上)が連続する場合、見やすくするために旗同士を横線(連桁:れんこう)で繋いで書くのが一般的です。

ちょっとだけ長さを足したい時の「付点(ふてん)」

基本の切り分け方だけでは、表現しきれないリズムがあります。

例えば「3拍分の長さ」を出したい時などです。そこで活躍するのが付点音符(ふてんおんぷ)です。

音符の右側に小さな「・(点)」がついているのが特徴です。

  • 付点のルール: 元の音符の長さに、その半分の長さをプラスする。

【代表的な付点音符の例】

  • 付点2分音符
  • 計算: 2分音符(2拍)+ その半分(1拍)= 3拍
  • 使い方: ワルツなどの3拍子の曲で、1小節を丸々伸ばす時によく使われます。
  • 付点4分音符
  • 計算: 4分音符(1拍)+ その半分(0.5拍)= 1.5拍
  • 使い方: 後ろに8分音符(0.5拍)をくっつけて、「ター・タ」という跳ねるようなリズム(タッタ、という感じ)を作る際によくセットで登場します。

均等に割れないリズムのスパイス「連符(れんぷ)」

ピザの切り分け法則(2の倍数)を無視して、無理やり均等に分割するのが連符です。

音符の上に「3」や「5」といった数字とカッコ(またはスラー)が書かれます。

【代表的な連符】

  • 3連符(さんれんぷ)
  • もっとも頻繁に登場します。本来なら2つに分けるところを、無理やり「3等分」にします。
  • 例:1拍(4分音符1つ分)の長さの中で、均等に「タ・タ・タ」と3つの音を鳴らします。ブルースやジャズ特有の「シャッフル」や「スウィング」と呼ばれるノリは、この3連符がベースになっています。
  • その他の連符
  • 5連符、7連符: クラシックのピアノ曲(ショパンなど)や、速弾きのギターソロなどで、感情の起伏や滑らかな滝の流れを表現する際に使われます。

音の長さのルールは数学のように見えますが、すべては「気持ちいいリズム」を記録するための工夫です。

まずは「4分音符=1拍」を基準に、倍になるか、半分になるかという感覚を掴んでみてください。

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