楽譜は暗号じゃない!音楽の「地図」の読み方

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五線譜、加線、音部記号(ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号)

楽譜を見ると「おたまじゃくしがいっぱいで難しそう…」と感じてしまうこと、ありますよね。

最初は暗号のように見えるかもしれませんが、実は楽譜は「音楽の地図」のようなものです。

ルールは驚くほどシンプルに作られています。

今回は、音符たちがどこに配置されるのか、その住所を決めるための基本アイテム「五線譜」「加線」「音部記号」について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます!

1. 五線譜(ごせんふ):音符たちのメインストリート

音楽の授業などで一番よく見る、5本の平行な線のことを五線譜(Staff)と呼びます。

  • 線の数え方: 下から順に「第1線、第2線、第3線、第4線、第5線」と数えます。
  • 間の数え方: 線と線の「間(かん)」も下から順に「第1間、第2間、第3間、第4間」と数えます。

【ここがポイント】 

五線譜は、「上にいくほど音が高く、下にいくほど音が低い」というシンプルなルールでできています。

エレベーターと同じですね。音符はこの「線の上」か「線の間」に配置されます。

2. 加線(かせん):メインストリートからはみ出た時の「補助線」

五線譜には5本の線しかありませんが、音楽にはもっと高い音も、もっと低い音もたくさん出てきます。

5本の線に収まらない音はどうやって書くのでしょうか?

ここで登場するのが加線(Ledger lines)です。

  • 加線の役割: 五線譜の上、または下に「必要な時だけ付け足す短い線」のことです。
  • 例えば、よく知られている「真ん中のド」の音は、ト音記号の五線譜の下に短い線を1本引いて、串刺しのようにして書かれます(UFOのような形ですね)。

加線のおかげで、人間には聞こえないような超高音から、地鳴りのような超低音まで、どんな音でも楽譜に書き表すことができるようになります。

3. 音部記号(おんぶきごう):五線譜の「基準」を決めるリーダー

実は、五線譜にただ音符を書いただけでは、「それが何の音なのか(ドなのか、ソなのか)」は決まりません。

 五線譜の左端に書かれる音部記号(Clef)が、「この線はこの音にしますよ!」という基準を決めてくれています。

代表的な3つの記号を紹介します。

① ト音記号(Treble Clef / G Clef)

  • 見た目: くるくると円を描いて上に伸びる、一番おなじみのマーク。
  • 基準の音: 「ト」の音、つまり**「ソ(G)」**の音が基準です。くるくると書き始める中心の線(第2線)が「ソ」の音になります。
  • 使われる楽器: ボーカル、ギター、バイオリン、フルート、ピアノの右手など、高い音を出す楽器で使われます。

② ヘ音記号(Bass Clef / F Clef)

  • 見た目: 大きな丸から始まって右にカーブし、右側に点「:」が2つあるマーク。
  • 基準の音: 「ヘ」の音、つまり「ファ(F)」の音が基準です。書き始めの大きな丸がある線(第4線)、そして2つの点に挟まれた線が「ファ」の音になります。
  • 使われる楽器: ベース、チェロ、チューバ、ピアノの左手など、低い音を出す楽器で使われます。

③ ハ音記号(C Clef / Alto/Tenor Clef)

  • 見た目: アルファベットの「B」や「K」を飾り文字にしたような、少し珍しいマーク。
  • 基準の音: 「ハ」の音、つまり「ド(C)」の音が基準です。記号のちょうど真ん中の「くぼみ」が指している線が「ド」の音になります。
  • 使われる楽器: 主にヴィオラなど、中くらいの高さの音を出す楽器で使われます。(※初心者の方は「こういうのもあるんだな」と知っておくだけで十分です!)

まとめ

  • 五線譜 は、音の高低を表す5本線のメインストリート。
  • 加線 は、はみ出した音を書くための短い補助線。
  • 音部記号 は、五線譜のどこを何の音にするかを決める基準のマーク。

この3つが揃うことで、初めて「楽譜」として機能し、世界中の誰が読んでも同じメロディを演奏できるようになります。

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