インピーダンスについて

インピーダンスを知る前に

インピーダンスと言う言葉をご存知だろうか?

音楽用語の世界で、このインピーダンスのことを知らないと、大変なことになるので、今からインピーダンスについて触れていこうと思います。

インピーダンスと聞いても、理解するのに結構苦労します。

インピーダンスを知らないと、どうなってしまうのか?

また、音響機器を扱う上で特に注意するべきことは何なのか?

それではみていきましょう!

インピーダンスとは

ギターやベースを演奏している人はもちろん、スピーカーなどの接続のときにも出てくるインピーダンス。

このインピーダンスを分からずに操作をしていると、大惨事になりかねません。

インピーダンスとは、電流と電圧の比のことで、交流抵抗における電流の流れにくさのことを言います。

単位は『Ω』(オーム)になります。

インピーダンスはΩ値が高ければ高くなるほど、ノイズを拾いやすくなります。

なので、10Ωと100Ωでは、100Ωの方がノイズを拾いやすくなります。

抵抗とは

抵抗(電気抵抗)とは、電気を流れにくくするものになります。

この抵抗に電気が流れると、熱や光を発生します。

アンプとスピーカーの組み合わせ

アンプとスピーカーを組み合わせるときは、以下の項目を確認する必要があります。

①アンプ側のΩとスピーカー側のΩを合わせるようにする。

②アンプ側の出力W数がスピーカー側の出力W数を超えないこと。

例えば、アンプ側が500Wの8Ωだとすると、スピーカー側は600W8Ωのスピーカーを選ぶのがベストです。

スピーカー側の出力W数を超えるアンプは使わない方がいいということです。それはなぜかというと、スピーカーが過大入力され続けると破損の原因になるからです。