Logic Pro オーディオの形式を覚えよう!

はじめに

Logic Proはオーディオ制作において優れたツールであり、その効果的な使用には基本的なオーディオフォーマットや編集技術の理解が必要です。

この記事では、Logic Proにおけるオーディオの基本から応用までを網羅し、ユーザーが最大限に活用できるように紹介します。

サポートされるオーディオフォーマット

Logic Proは様々なオーディオフォーマットをサポートしています。

これらのフォーマットには、WAV、AIFF、MP3などが含まれます。

それぞれのフォーマットには利点と欠点があり、プロジェクトの性質に応じて適切なものを選択する必要があります。

例えば、WAVやAIFFは非圧縮の高音質であり、プロフェッショナルな制作に向いていますが、MP3は軽量でウェブでの共有に便利です。

このセクションでは、それぞれのフォーマットの特徴や選び方について詳しく説明します。

Logic Pro で使用するオーディオ形式

・PCM(AIFF、Wave、CAF)・MP3・M4A・AACです。それでは見ていきましょう。

MP3 拡張子は.mp3

広く普及している形式の1つで、様々なデバイス、オーディオ機器で再生ができます。

MP3のビットレートは、一般的には192kbps以上を指定すれば、ほとんど元の音楽との区別がつかなくなるといわれています。

MP3の最高音質である320kbpsで取り込むのも良いと思います。

WAV 拡張子は.wav

ファイルサイズがとっても大きい非圧縮型のファイルになります。

音質は良いです。WAV形式のファイルは、iTunesに取り込むときにAAC形式/MP3形式に変換されます。

これもいろいろなデバイスやオーディオ機器で再生できます。

AIFF 拡張子は「.aiff」「.aif」「.aifc」「.afc」

アップル社が規格制定した音声ファイル形式になります。

音質は非常に良く、非圧縮方式になりますが、これもWAV同様にファイルサイズが非常に大きくなります。

非可逆圧縮機能をもたせた拡張フォーマット、AIFCもあります。

AAC 拡張子は「.aac」「.3gp」「m4a」「.avi」「.mov」「.mkv」

アップルが開発したMac専用の音声ファイル形式です。

MP3より若干サイズが大きいですが、MP3より高い音声品質を実現しています。

一度圧縮(変換)すると、元に戻せない非可逆圧縮のファイル形式になります。

CAF 拡張子は.caf

Mac専用の音声ファイルです。

レイテンシ(音の遅延)が少なく、柔軟性の高い音声ファイルフォーマットとなっています。

高いサンプルレートおよびビット数でファイルサイズを無制限にすることができます。

BWF 拡張子は .wav

BWFと通常のWAVとの違いは、ファイルヘッダに拡張情報(Bextチャンク、符号化履歴など)があるという点だけあり、BWFを再生するのに特別なプレイヤーは必要としません。

まぁ、WAVとほぼ一緒と言う事ですね。

RF64 拡張子は.wav

「オーディオファイル環境設定 (Audio Files Preferences)」の「ファイル (File)」タブで、RF64 ファイル形式のサポートを有効にできます。

このオプションを有効にすると、ファイルサイズが 2GB を超えるとすぐに、標準的な Wave ファイル形式が、RF64 ファイル形式に自動的に切り替えられます。パフォーマンスの低下や中断は発生しません。

これは、非常に長いセッションを録音するときに役立ちます。RF64 ファイルは.wav拡張子を使用しますが、ファイルサイズが 2GB を超える場合は RF64 規格をサポートしているアプリケーションのみで開くことができます。

AAC(MP4) 拡張子は

MPEG-4 Audioとも呼ばれます。

デジタルオーディオの標準的な圧縮およびエンコード方法です。

AAC形式でエンコードされたファイルの品質はオーディオCDに匹敵し、一般には同じレートまたはより高いレートでエンコードされたMP3と同等以上の音質になります。

Logic Pro オーディオの形式を覚えよう!まとめ

最後に、圧縮するならAAC、圧縮しないならWAVでOKだと思います。

ただ、再生機器が対応していたらの話になりますが。オーディオ形式は、横文字が多く、わからないで触っている人も多いと思います。

まあ、MP3くらいは聞いたことがあるって人は多いかもしれませんが、それがなんなのかがわからない。そういう人は、今回この記事でそれなりには分かったのではないでしょうか。

音質は人それぞれ好みがありますので、一概には言えませんが、音楽制作する上では、こんな細かい事も知っていて損はないでしょう。

それではこれで。

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