iOS版GarageBand ストンボックスの使い方

ペダルボードを使う前span>

GarageBandのPedalboard(ペダルボード)は、有名な数々の『ストンプボックス』ペダルエフェクトを使うことができます。

複数のストンプボックス(4つまでつかうことができます)を組み合わせることで、自分の求めているサウンドを作ることができる反面、エフェクトの知識がなければ、どのエフェクトを選んで使っていけばいいのか分からないのも事実です。

これから紹介する『ストンプボックス』は、種類が多い上に組み合わせが何通りもありますので、種類を覚えてから操作するのが良いのではないでしょうか。

まずは、ストンプボックスの種類を解説していきたいと思います。

ストンボックスの使い方

ストンボックスは、GarageBandに標準で付いているプラグインエフェクトになります。

ストンプボックスのシミュレートしているプラグインは、他社が出しているものもたくさんあります。どのプラグインでも同じことが言えますが、ツマミを適当に回しても自分の求めている音にはなかなか近付きません。

ストンボックスの各ツマミの意味を理解することで、求めたサウンドに近づけることができ、時間の短縮になります。

まずは、GarageBand付属のストンボックスを使いこなし、理想のサウンドになるよう練習してみましょう。

ストンボックスをセットする

ストンボックスをセットするには、アンプ画面からストンボックスボタンを押します。

すると、ストンボックスをセットできる画面になります。

最大4つを使うことができ、順番を入れ替えたいときはタップしたまま替えたい場所まで持っていくことで、変更することができます。

 

ストンプボックスの種類一覧

Phase Tripper(フェイズトリッパ)

 

フェイズトリッパーはシンプルなフェイジングエフェクトになります。

①オン、オフボタン

オン/オフボタンは、ストンボックスをオンしたりオフしたりします。

②Rate(レート)

モジュレーションの速度を設定します。シンスボタンを押すことで、GarageBandのテンポに同期します。

③Depth(デプス)

エフェクトの強さを設定します。

④Feedback(フィードバック)

エフェクトの入力に対して、戻す出力の量を調整します。

⑤Sync(シンク)

シンクボタンを押すことで、GarageBandのテンポに同期します。

Vintage Drive(ビンテージ・ドライブ)

オーバードライブエフェクトになります。

これは、ソリッドステートの楽器用アンプ(簡単に言えば、真空管を使用していないアンプのこと)でよく使われるエフェクトです。

①オン、オフボタン

オン、オフを切り替えるボタンになります。

②Drive

Driveツマミで入力信号のサチュレーション量を決定します。(どのくらい歪ますかを決めます)

③Tone

Toneツマミを回し、ハイカットフィルタの周波数を設定します。ハイを何Hzまでカットするかを決めます。

410Hz〜4200Hzの値で決定します。

④Fat

Fat スイッチを上にあげることで、信号の低周波成分が強調されます。

⑤Level

最後にLevelツマミでエフェクト全体の出力レベルを調整して使用します。

 

Treble Boost(トレブルブースト)

なんともハイになりそうなエフェクトですが、ハイ・ドライブは信号の高周波成分を強調できるオーバードライブエフェクトになります。

①LEVEL(レベル)

LEVEL(レベル)ツマミで出力を設定します。

②Treble/Full

Treble/Fullスイッチでシェルビング周波数を設定します。

③オン、オフスイッチ

ストンボックスのオン、オフを切り替えます。

シェルビングとは、全体を持ち上げるQカーブになり、EQで確認するとわかりやすいと思います。

このように、固定された高周波帯域をTrebleで設定します。全体的に周波数をあげる場合はFullを設定します。

 

FUZZ MACHINE

アメリカンなファズディストーション・エフェクトになります。

①FUZZ

FUZZツマミで入力のゲインを調整します。

②TONE

TONEツマミで帯域を選択し、ファズを適用する範囲を調整します。

③LEVEL

LEVEL(レベル)ツマミで出力のレベルを調整します。

④オン、オフボタン

ストンボックスのオンとオフを切り替えます。

Blue Echo(ブルーエコー)

ブルーエコーはディレイエフェクトになります。

①オン、オフボタン

ストンボックスオンとオフを切り替えます。

②Time

Timeツマミを回すことで、モジュレーションの速度を設定します。

20ms(セコンド)から1500msまで速度を変更することができます。

エフェクト下にあるSyncボタンをオンにすると、GarageBandのテンポに同期させることもできます。

③Repeats

Repeatsツマミで、ディレイの反復回数を設定します。

0%から140%の間で設定し、パーセンテージを上げていくことで、反復回数を増やしていくことができます。

④Mix

Mixツマミで原音にどの程度ディレイを加えるかを設定します。0〜50%の間で設定します。

⑤TONE CUT

TONE CUT(トーンカット)スイッチは、固定された周波数の帯域をカットします。

『HI』をカットするか『LO』をカットするかをスイッチで設定します。『OFF』はトーンカットを切ります。

⑥Sync(シンク)

GarageBandのテンポに同期します。

Heavenly Chorus(ヘブンリーコーラス)

サウンドに厚みを加えることができるコーラスエフェクトになります。

①オン、オフボタン

ストンボックスオンとオフを切り替えます。

②Rate(レート)

モジュレーションの速度を設定します。シンスボタンを押すことで、GarageBandのテンポに同期します。

③Depth(デプス)

エフェクトの強さを設定します。

④Feedback(フィードバック)

エフェクトの入力に対して、戻す出力の量を調整します。

⑤Sync(シンク)

シンクボタンを押すことで、GarageBandのテンポに同期します。

⑥Delay

原音の信号と、エフェクトの信号の比率を設定します。

⑦Brlght

一番上の位置に合わせると、周波数が固定された内部のEQが適用されます。

一番下の位置に合わせると、EQがバイパス(オフ)されます。

Robo Flanger(ロボフランジャー)

柔軟に動作するフランジングエフェクトになります。

①オン、オフボタン

ストンボックスオンとオフを切り替えます。

②Rate(レート)

モジュレーションの速度を設定します。シンスボタンを押すことで、GarageBandのテンポに同期します。

③Depth(デプス)

エフェクトの強さを設定します。

④Feedback(フィードバック)

エフェクトの入力に対して、戻す出力の量を調整します。

⑤Manual

入力信号とエフェクト信号の間のディレイ時間を設定します。これによりフランジャーコーラスの効果が得られます。

フィードバックの値を高くすると、機械的な金属音のプランジャーサウンドを作ることができます。

⑥Sync(シンク)

シンクボタンを押すことで、GarageBandのテンポに同期します。

the Vibe

Hmmond B3オルガンに基づいたビブラート、コーラスエフェクトになります。

①オン、オフボタン

ストンボックスオンとオフを切り替えます。

②Rate(レート)

モジュレーションの速度を設定します。シンスボタンを押すことで、GarageBandのテンポに同期します。

③Depth(デプス)

エフェクトの強さを設定します。

④TYPE(タイプ)

3つのビブラートV1.V2.V3から選択します。

また、3つのコーラスC1.C2.C3からタイプを選択します。

⑤Sync(シンク)

シンクボタンを押すことで、GarageBandのテンポに同期します。

Auto-funk(オートファンク)

オートワウ(フィルタ)エフェクトになります。

①ON/OFF スイッチ

ON/OFFスイッチを押すことで、エフェクトの『入り』『切り』を切り替えます。

②Sensitivity(センシティビティー)

入力信号に対して、どの程度のフィルタをかけるのか、感度を調節します。

左にツマミを回すと感度が増し、フィルタ音が強くかかります。

③Cutoff(カットオフ)

フィルタの中心周波数を決定します。

ツマミを左に回すことで、Lowが強くなり、Hi成分がなくなります。

④BP/LP

BPとは、バンドパスのことで、カットオフを上回る周波数と下回る中波数が信号からフィルタ除去されます。

LPとは、ローパスのことで、Low成分を通過させます。これは、カットオフを下回る信号だけがフィルタされることになります。

⑤Hi/Lo

プリセットされたフィルタのレゾナンス設定を選択します。

⑥Up/Down

正の方向と負の方向のモジュレーションを設定します。ここでいう正の方向とは、波形の上側の部分を言い、負の方向とは波形の下側の部分を言います。

Modern Wah(モダン・ワウ)

アグレッシブなワウエフェクトになります。

ペダルをドラッグして操作することになります。

①On/Off

ON/OFFで、ワウペダルの『入り』『切り』を切り替えます。

②『Q』

低いQ(ツマミを左に回す)では、響きが柔らかくなります。逆に高いQ(ツマミを右に回す)では、するどい響きになります。

③Mode

ツマミを回すと『Retro Wah』『Modern Wah』『Opto Wah1』『Opto Wah 2』『Volume』の中から選択します。

それぞれのモードで音質の変化が確認できます。自分の好きなモードに設定して下さい。

Squash Compressor

シンプルなコンプレッサーエフェクトになります。

①On/Off

ON/OFFで、ワウペダルの『入り』『切り』を切り替えます。

②Sustain

しきい値(ある一定の値以上で効果が出て、それ以下は効果が無い境界線)のレベルを設定します。

このしきい値(境界線)を上回る信号はコンプレッサーによりレベルを下げられます。

③Attack(アタック)

Fastは、ドラムなどのアタックが強調された信号に適しています。

弦楽器などのアタックが遅い楽器には、Slowが適しています。

④Level

全体の出力を設定します。

ストンボックスのまとめ

いかがでしたでしょうか。

ストンボックスはたくさんの種類があり、どう使っていけばいいかわからないかもしれませんが、まずは一つずつ音を確かめて、ギターやベースサウンドを作ってみてはいかがでしょうか。

つなぎ方でも音が変わってくるので、いろいろ試してみるのもいいかもしれませんね。

それではまた。