iOS 版GarageBand Drummerの使い方

ゴリラスタジオでは、電子書籍を販売しています。

iPhone版GarageBandの操作や、エフェクトの使い方、Touch Instrumentの使い方、Live LoopsRemix FXなどたくさんの機能を解説しています。

この1冊で、iPhone版GarageBandを使いこなせるようになるでしょう。

いますぐ確認して、GarageBandの使い方を習得していきましょう。

【iPhoneで始めるGarageBand】

Drummer Touch Instrumentを使う前に

みなさんこんにちは。

GarageBandを使ってドラムやビートを作成してますか?

GarageBand?「ドラムセットなんか持ってない!」「ドラムってどう打ち込むの?」「そもそもドラム叩いたことすらないよ!」って言う声が聞こえてきそうですけど、大丈夫です。すぐに、たたける様になります。と、言うよりかは叩いてくれます。

しかも、リズムを考える必要すらありません。

また、すぐに作曲ができる時代になったのと、ドラマーが勝手にドラムのリズムパターンを叩いてくれる時代にまでなりました。

一昔前までは本当に考えもしなかった機能です。

10年後はギターやベースも勝手に弾いてくれているかもしれません。

便利な世の中になり、iOSだけでも曲が作れるようになったんですから、おどろきです。

今回は、Drummer Touch Instrumentの話になります。

iOS版GarageBandのDrummer Touch Instrumentを使うことで、ドラムを演奏したことが無い人でもドラムパターンを自動で作り自分の曲に合うリズムを作り出すことができます。

なので、リズムが分からなくても大丈夫です。

プロのドラマーがリズムトラックをすぐに演奏してくれ、少しの知識と使い方さえわかれば、リズムを組み立てて演奏ができるようになるので、ぜひ使ってみてください。

それでは、機能を見ていくことにしましょう。

Drummerを使うには

コントロールバーのナビゲーションボタンをタップします。


「サウンド」ボタンをタップします。

使用したいドラムキットのスタイル(アコースティック、エレクトリック)を選びタップします。

その横の演奏に使いたいドラマーをタップすることで、選んだドラマーの個性を生かしたドラムフレーズを叩いてくれます。


「サウンド」ボタンを左または右にスワイプして、その前または次のドラマーに変更することもできます。

トラック内のすべてのDrummerリージョンで同じドラマーが使われます。

ドラマーのプリセットを選ぶ

XYパッドの上に表示された現在のドラマープリセットをタップします。

プリセットリストを縦方向にスクロールして、プリセットをタップしてから、画面右上の「完了」をタップします。


プリセットを再生するには、コントロールバーの再生ボタン をタップします。

直感的にXYパッドを操作する

XYパッドで、以下のいずれかの操作を行います

リージョンのボリュームを上げる/下げる

黄色いパックを上または下にドラッグします。下に行くほど音量が小さくなり、上に行くほど音量が大きくなります。

リージョンの演奏を単純にする/複雑にする

黄色いパックを左または右にドラッグします。

左に行くほど単純なパターンになり、右に行くほど複雑なパターンになります。

ドラムキットの楽器を選ぶ

ドラムキットの楽器をミュートするには、黄色の(ミュートされていない)キットをタップします。

黄色からグレー色に変化したら、楽器がミュートされます。

ドラムキットのピースのミュートを解除するには、先程と同様に、グレー色の(ミュートされている)キットをタップします。

黄色に点灯し、その楽器が適用されます。

これらの楽器は、使うドラマーによって変わってきます。

フィルの量を決める

フィルとは、ドラムの『おかず』と言われるもので、小節のつなぎ目などに『タカタカタカタカ』などスネアを叩いて盛り上げる演奏のことです。

そのフィルの量をスライダで調整します。
フィルの数を増やすには「フィル」スライダを右にドラッグし、フィルの数を減らすには左にドラッグします。

スウィングを設定する

スウィングとは、はねた感じのリズムのことで、『タッカタッカ』のようなリズムになります。

「スウィング」ボタンをタップし、ポップアップメニューからスウィングの値を選択します。

ほかのトラックのリズムにDrummパターンを合わせる

ほかのトラックのリズムのグルーブにアコースティックまたはエレクトリックDrummerリージョンのキックおよびスネア部分のパターンを合わせることができます。
また、Drummerリージョンごとに異なるトラックにパターンを合わせることもできます。

Drummerリージョンを選択します。

「フォロー」スイッチを右にスワイプしてオンにします。

「キックとスネア」(エレクトリックドラムキットの場合は「キック、スネア、クラップ」)の下に表示されるポップアップメニューをタップし、リストからトラックを選択しま。
これで選んだトラックのグルーブ感に合ったドラムパターンが生成されます。

Drummerリージョンを編集する

選択したDrummerリージョンを編集するには、選択したリージョンをタップします。

いずれかの編集コマンドをタップします。

選択したDrummerリージョンを削除する

リージョンの右側にあるゴミ箱アイコンをタップします。

新しいDrummerリージョンを作成する

Drummerトラックの空白の部分をタップしてから、「作成」をタップします。

Drummer Touch Instrumentの使い方まとめ

いかがでしたでしょうか。
Drummer Touch Instrumentを使うことで、初心者でも簡単にドラムを打ち込むことができます。
ドラムを演奏したことが無い人でも、ドラムを打ち込みすることができるのは、かなりの魅力ではないでしょうか。
ドラムを打ち込める人は時間の短縮にもなりますね。
Drummer Touch Instrumentを使って、作品のクオリティを上げていって下さい。
それではまた。