ボーカルミックスのやり方9ステップ

はじめに

みなさんこんにちは。

今回はボーカルミックスの9つのステップを解説いたします。

この手順をふめば、今よりもレベルアップできることでしょう。

順序は以下になります。

1.EQで部屋の共鳴を取り除く

ここでの目的は、次のことを達成させるために行います。


最初に不要な周波数をカットし、ボーカルに明瞭さを与える。


マイク周りの部屋の反響や共鳴を除去する。


2.ディエッサーで歯擦音をコントロール


この工程では、シビアな歯擦音を抑え、ボーカルの録音を滑らかにすることを目的としています。


3.シリアルコンプレッションでダイナミクスをコントロール


ダイナミクスを均一化し、ボーカルがミックスの前面に出るようにします。


最初にピークリミッタースタイルのコンプレッサーを使用し、次に低速のコンプレッサーでボーカルを安定化します。

また、波形の形も重要になってきますので、注意してダイナミクスを整えましょう。


4.別のEQでトーンを形作る


ボーカルのトーンを微調整し、全体のサウンドに適合させる工程となります。

はじめにかけたEQとは、目的が違うことに注意して下さい。


5.いくつかのリバーブやディレイで小さな空間を追加する


ボーカルに空間感を与え、立体感を増やします。


リバーブとディレイの設定をトラックのテンポに合わせて調整することも重要になります。


6.いくつかのエフェクトで特徴を追加


サチュレーションやディストーションを少量追加し、ボーカルに深みとハーモニクスを与える工程となります。

ここでボーカルの特徴を付け加えていきます。

さまざまなテクニックがあるのも、この工程の魅力です。


7.パラレルコンプレッションをかける


ボーカルをアグレッシブなコンプレッサーに送り、強く圧縮すします。


圧縮された信号をブレンドし、前面に出しつつ自然なダイナミクスを保っていきましょう。


8.サチュレーションとディストーション


ボーカルにさらなる特徴を加え、独特のサウンドを実現するための工程です。

別にここは飛ばしても問題ありませんが、一応ここでも変化を加えていきます。


9.オートメーション


ボーカルのボリュームやエフェクトを変化させ、曲の展開に合わせて命を吹き込む最後の工程となります。


これらの手順を順番に適用することで、ボーカルのミックスを効果的に改善し、魅力的なサウンドを実現できます。

では、詳しくみていきましょう。

1.EQで部屋の共鳴を取り除く


目的

ボーカルトラックに不要な周波数成分をカットし、よりクリアなサウンドを実現する。
マイクで録音された際の部屋の反響や共鳴を取り除き、ボーカルの自然な音色を際立たせる。


手順

ボーカルトラックを再生します。

イヤホンやヘッドフォンを使って、ボーカルの音を注意深く聴きます。


EQプラグインをボーカルトラックに挿入します。

一般的なDAWソフトウェアには、EQを操作できるプラグインが付属しています。


低域(低い周波数)を調整します。

ボーカルには通常、低い周波数成分が含まれていますが、これらの周波数が過剰に強調されると、ボーカルトラックが重くなります。

EQの低域ゲイン(Gain)を減らすことで、不要な低音をカットします。


部屋の共鳴や反響を除去します。

ボーカルが録音された部屋の特定の周波数帯域で共鳴している場合、それらを除去することが重要です。

これにより、ボーカルトラックがクリアでバランスの取れたサウンドになります。


ボーカルの自然なトーンを保ちながら調整します。

EQを使用して周波数を調整する際には、ボーカルの自然なトーンやキャラクターを損なわないように注意します。

トーンを細かく調整し、ボーカルが力強くかつ自然に聞こえるようにします。


聴き比べながら微調整します。EQを使用して調整を行う際には、常にボーカルトラックを再生しながら聴き比べることが重要です。

微調整を行いながら、ボーカルがよりバランスの取れたサウンドになるようにします。


適切なプリセットを使用します。初心者の場合は、EQプラグインに付属しているプリセットを使用すると便利です。

これらのプリセットは、さまざまな音楽ジャンルやボーカルスタイルに適した設定が事前に用意されています。


これらの手順に従うことで、初心者でもボーカルトラックのEQを効果的に調整し、クリアでバランスの取れたサウンドを実現することができます。

次に、手順2である「ディエッサーで歯擦音をコントロール」を詳しく解説します。

2.ディエッサーで歯擦音をコントロール


目的

ボーカルトラックから歯擦音やシビれ音などの不快な高周波成分を取り除き、聴きやすいサウンドにする。


ボーカルパフォーマンス全体の滑らかさを保ちつつ、歯擦音をコントロールする。


手順

ボーカルトラックを再生します。

イヤホンやヘッドフォンを使って、ボーカルの音を注意深く聴きます。


ディエッサープラグインをボーカルトラックに挿入します。

一般的なDAWソフトウェアには、ディエッサーを操作できるプラグインが付属しています。


ディエッサーの閾値(Threshold)を設定します。

歯擦音やシビれ音の大部分が発生する高周波帯域を特定し、その閾値を設定します。

これにより、ディエッサーは指定した周波数帯域のみに作用します。


ディエッサーのレシオ(Ratio)を調整します。

レシオは、歯擦音が検出された際にどれだけ強く減衰させるかを決定します。

通常は2:1から4:1の間で設定されます。


歯擦音が検出された際の減衰量を調整します。

ディエッサーの閾値とレシオを適切に設定することで、歯擦音が検出された際に適切な減衰量で処理されます。

過剰な処理を避け、ボーカルトラックの自然なトーンを保ちつつ、歯擦音を効果的にコントロールします。


ボーカルトラックを再生しながら調整します。

ディエッサーの設定を調整する際には、常にボーカルトラックを再生しながら聴き比べることが重要です。

歯擦音が過剰に減衰されていないか、または未処理の歯擦音が残っていないかを確認します。


フィードバックを受け入れ、適宜修正します。他のミキシングエンジニアやプロデューサーからのフィードバックを受け入れ、ディエッサーの設定を適宜修正します。

歯擦音の処理がボーカルトラックのサウンドに適切にフィットしていることを確認します。


これらの手順に従うことで、ディエッサーを使用してボーカルトラックの歯擦音を効果的にコントロールし、聴きやすいサウンドを実現することができます。

次に、手順3である「シリアルコンプレッションでダイナミクスをコントロール」を詳しく解説します。

3.シリアルコンプレッションでダイナミクスをコントロール


目的

ボーカルパフォーマンスのダイナミクスを均一化し、音の一貫性を確保する。


ボーカルトラックのピークをコントロールし、音量の不均一性を軽減する。


手順

ボーカルトラックのピークを観察します。

ボーカルトラックを再生しながら、波形表示やメーターを使用して、音のピークや不均一性を観察します。


コンプレッサープラグインをボーカルトラックに挿入します。

一般的なDAWソフトウェアには、コンプレッサーを操作できるプラグインが付属しています。


コンプレッサーの閾値(Threshold)を設定します。

ピークを抑制したいレベルを基準にして、閾値を適切に設定します。

これにより、ピークが閾値を超えた際にコンプレッサーが作動します。


コンプレッサーのレシオ(Ratio)を調整します。ピークをどれだけ減衰させるかを決定するために、適切なレシオを選択します。

一般的に、2:1から4:1の範囲が一般的ですが、状況に応じて調整します。


アタックタイムとリリースタイムを設定します。

アタックタイムはピークが検出されてからコンプレッサーが作動するまでの時間を決定し、リリースタイムはピークが下がってからコンプレッサーが解除されるまでの時間を決定します。

適切な設定により、ボーカルの自然なトランジェントを維持しつつ、ダイナミクスをコントロールします。


ボーカルトラックを再生しながら調整します。

コンプレッサーの設定を微調整する際には、常にボーカルトラックを再生しながら聴き比べることが重要です。

ボーカルの自然な表現を損なわずに、コンプレッションが適切に作用していることを確認します。


フィードバックを受け入れ、適宜修正します。他のミキシングエンジニアやプロデューサーからのフィードバックを受け入れ、コンプレッサーの設定を適宜修正します。

ボーカルのダイナミクスが一貫しており、ミックスに適切に統合されていることを確認します。


これらの手順に従うことで、シリアルコンプレッションを使用してボーカルトラックのダイナミクスを効果的にコントロールし、音楽的な一貫性を確保することができます。

次に、手順4である「別のEQでトーンを形作る」を詳しく解説します。

4.別のEQでトーンを形作る


目的

ボーカルの音色やトーンを調整し、望ましいサウンドを作り出す。
不要な周波数をカットし、ボーカルのクリアさや定位を向上させる。
手順:

別のEQプラグインをボーカルトラックに挿入します。前のEQとは異なるEQプラグインを使用して、さらなるトーンの微調整を行います。


周波数帯域の選択:ボーカルのトーンを調整するために、変更したい周波数帯域を選択します。これには、低域、中域、高域などが含まれます。


ゲイン(Gain)を調整します:選択した周波数帯域のゲインを調整して、その周波数領域の音量を増減させます。望ましいトーンを得るために、必要に応じてゲインを増減させます。


Q値(Bandwidth)を調整:Q値は、選択した周波数帯域の幅を調整します。狭いQ値は周波数帯域をより狭く、広いQ値は周波数帯域をより広く影響します。望ましい効果を得るために、Q値を調整します。


周波数帯域の調整:ゲインとQ値を調整しながら、選択した周波数帯域を微調整します。これにより、ボーカルのトーンやサウンドが変化し、望ましい音色が得られます。


不要な周波数をカット:不要な低周波数や高周波数をカットすることで、ボーカルのクリアさや定位を向上させます。特に低周波数の不要なノイズやラムブルを除去することが重要です。


トーンのバランスを確認します:ボーカルのトーンがミックスに適合するように、他の楽器や音源とのバランスを確認します。トーンが過剰でないか、他の要素との調和が取れているかを確認します。


これらの手順に従うことで、別のEQを使用してボーカルのトーンを形作り、望ましいサウンドを得ることができます。

次に、手順5である「いくつかのリバーブやディレイで小さな空間を追加する」を詳しく解説します。

5.いくつかのリバーブやディレイで小さな空間を追加する


目的

ボーカルに空間感を与え、立体感や深みを加える。
ミックスに奥行きを与え、ボーカルをより自然に聞こえさせる。
手順:

リバーブプラグインの挿入:まず、ボーカルトラックにリバーブプラグインを挿入します。リバーブは、ボーカルに空間感や自然な残響を与えるのに役立ちます。


リバーブの設定:リバーブの設定を調整して、望ましい空間感を得ます。

リバーブのタイプ(ホール、ルーム、プレートなど)、残響の長さ、プリディレイ(初期反射音)などを適切に設定します。


ディレイプラグインの挿入:次に、ボーカルトラックにディレイプラグインを挿入します。

ディレイは、リバーブとは異なる種類の空間感を与え、ボーカルに深みを加えます。


ディレイの設定:ディレイの設定を調整して、望ましい効果を得ます。

ディレイのタイプ(シンプルディレイ、テープディレイ、ディレイタイムなど)、フィードバック(エコーの反復回数)、フィルター、ディレイタイムなどを調整します。


ブレンドとバランス:リバーブとディレイの効果を適切にブレンドして、ボーカルに自然な空間感を与えます。リバーブとディレイのレベルを調整して、ボーカルとミックスの他の要素とのバランスを取ります。


ディケイタイムの調整:リバーブやディレイのディケイタイムを調整して、空間感や残響の持続時間を調整します。

ボーカルの特性や曲の雰囲気に合わせて、ディケイタイムを適切に設定します。


リバーブとディレイの位置付け:リバーブとディレイのプラグインを、ボーカルトラックの挿入ポイントやAUXセンド/リターンチャンネルに配置します。

挿入ポイントを使用する場合、ボーカルに直接リバーブやディレイを適用します。

AUXセンド/リターンチャンネルを使用する場合、ボーカル信号を別のトラックに送信してからリバーブやディレイを適用します。


これらの手順に従うことで、リバーブやディレイを使用してボーカルに空間感を与え、ミックスに奥行きを加えることができます。

次に、手順6である「いくつかのエフェクトで特徴を追加する」を詳しく解説します。

6. いくつかのエフェクトで特徴を追加する:

目的:

  • ボーカルに独自の特徴や個性を与え、ミックスにおけるボーカルの位置付けを強化する。

  • ボーカルにエフェクトを追加し、サウンドをより興味深く、魅力的にする。

手順:

  1. エフェクトプラグインの挿入:まず、ボーカルトラックにエフェクトプラグインを挿入します。エフェクトには、コーラス、フランジャー、フェイザーなどがあります。
  2. エフェクトの選択:ボーカルに適したエフェクトを選択します。コーラスは、ボーカルに厚みや広がりを与え、フランジャーやフェイザーは、ボーカルに特殊な空間感やモジュレーション効果を加えます。
  3. エフェクトの設定:選択したエフェクトの設定を調整して、望ましい効果を得ます。エフェクトのパラメーター(深さ、速度、レートなど)を調整して、ボーカルに適したサウンドを作成します。
  4. ブレンドとバランス:エフェクトとボーカルのレベルを調整して、ボーカルに適切なエフェクトの量を与えます。エフェクトの強さを調整して、ボーカルとミックスの他の要素とのバランスを取ります。
  5. エフェクトの位置付け:エフェクトプラグインを、ボーカルトラックの挿入ポイントやAUXセンド/リターンチャンネルに配置します。挿入ポイントを使用する場合、ボーカルに直接エフェクトを適用します。AUXセンド/リターンチャンネルを使用する場合、ボーカル信号を別のトラックに送信してからエフェクトを適用します。
  6. エフェクトの調整:ボーカルの音色や表現に応じて、エフェクトの設定を微調整します。エフェクトの深さや速度を調整して、ボーカルに適した効果を作成します。

これらの手順に従うことで、ボーカルに独自の特徴や個性を与え、ミックスにおけるボーカルの位置付けを強化することができます。

次に、手順7である「コンプレッション」を詳しく解説します。

7. コンプレッション:

目的:

  • ボーカルのダイナミクスを制御し、パフォーマンスをミックスの前面に配置する。
  • ボーカルに一貫性のあるレベルを与え、不要なピークを制限する。

手順:

  1. コンプレッサーの選択:ボーカルに適したコンプレッサーを選択します。ピークリミッタースタイルやSSL E-Channel、SSL G-Channelなどが一般的です。
  2. コンプレッションの設定:コンプレッションの設定を調整して、適切なダイナミクスを得ます。一般的には、3~6dBのコンプレッションが推奨されます。
  3. アタックとリリースの設定:コンプレッサーのアタックタイムとリリースタイムを調整して、最適な設定を見つけます。アタックタイムを少しずつ早めて最初のトランジェントを削り、リリースタイムを調整してバランスを取ります。
  4. ピークの制御:コンプレッサーを使用して、最も大きなピークを制御します。ピークを抑えるだけでなく、ボーカルパフォーマンス全体に作用するようにはしません。
  5. ダイナミクスの調整:コンプレッションを通じてボーカルのダイナミクスを調整し、一貫性のあるレベルを与えます。ピーク時に針が3~6dBのゲインダウンを示し、次のピークが再び圧縮されるようにバランスを取ります。
  6. バランスの調整:コンプレッサーの効果をボーカルとミックスの他の要素とのバランスに調整します。適切な設定を見つけるために、音の変化を正確に感知する練習が必要です。

これらの手順に従うことで、ボーカルのダイナミクスを制御し、パフォーマンスをミックスの前面に配置することができます。

次に、手順8である「さらにコンプレッションをかける」を解説します。

8. さらにコンプレッションをかける:

目的:

  • ボーカルのダイナミクスを更に微調整し、安定性を増す。
  • ミックス内でボーカルの位置をより確立する。

手順:

  1. 直列のコンプレッション:通常、直列に複数のコンプレッサーを適用します。最初に高速のピークリミッタースタイルのコンプレッサーを使用し、次に低速のコンプレッサーを使用してボーカルのダイナミクスを平準化します。
  2. コンプレッサーの選択:最初のコンプレッサーにはCLA-2Aオプティカル・コンプレッサーなどを使用し、2つ目のコンプレッサーにはPuigChildやKramer PIEなどを使用します。
  3. 効果を重ねる:最初のコンプレッサーでピークを素早く抑え、2つ目のコンプレッサーでボーカルをよりしっかりと絞り、より安定したダイナミクスを作り出します。

これらの手順によって、ボーカルのダイナミクスを微調整し、ミックス内でのボーカルの位置を確立することができます。

次に、手順9である「パラレルコンプレッションをかける」を解説します。

9. パラレルコンプレッションをかける:

目的:

  • モダンで整ったボーカルサウンドを実現する。
  • ボーカルに力強さと存在感を加える。

手順:

  1. AUXチャンネルの設定:ボーカルをアグレッシブなコンプレッサー(CLA-76やdbx 160など)のAUXチャンネルに送ります。
  2. コンプレッションの設定:高いレシオ、速いアタックとリリースタイム、そして低いスレッショルドで、思い切り圧縮します。
  3. ブレンド:ハイパーコンプレッションされた信号を、オリジナルのボーカルとブレンドします。少しずつブレンドすることで、ボーカルを前に出しつつ、オリジナルテイクの自然なダイナミクスを保ちます。

この手順により、ボーカルに力強さと存在感を加え、モダンで整ったサウンドを実現することができます。

以上が、ボーカルミキシングの基本的な手順です。初心者の方でも理解しやすいように、それぞれの手順を詳しく解説しました。

  1. EQで部屋の共鳴を取り除く:ボーカルの周波数バランスを整える。
  2. ディエッサーで歯擦音をコントロール:不快な歯擦音を軽減する。
  3. コンプレッションでダイナミクスをコントロール:ボーカルのダイナミクスを調整し、パフォーマンスを引き締める。
  4. 別のEQでトーンを形作る:ボーカルのトーンを調整し、特定の周波数を強調したり削減したりする。
  5. リバーブやディレイで小さな空間を追加する:ボーカルに空間感を与え、深みを加える。
  6. サチュレーションとディストーション:ボーカルに厚みとハーモニクスを加え、サウンドを豊かにする。
  7. コンプレッション:ボーカルのダイナミクスをさらに調整し、パフォーマンスを安定させる。
  8. さらにコンプレッションをかける:複数のコンプレッサーを使用し、ボーカルにさらなる圧縮をかける。
  9. パラレルコンプレッションをかける:ハイパーコンプレッションされた信号をブレンドし、ボーカルに力強さと存在感を加える。
  10. サチュレーションとディストーション:サウンドに少量のサチュレーションやディストーションを加え、豊かな響きを生み出す。
  11. リバーブとディレイ:ボーカルに空間感を与え、深みを加える。
  12. オートメーション:曲の展開に合わせてボーカルのボリュームやエフェクトを変化させ、感情的な表現を追加する。

これらの手順を組み合わせて、リードボーカルのサウンドをブラッシュアップすることができます。各手順を丁寧に実践し、自分のイヤーで最適なサウンドを追求してみてください。