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ピッチシフターエフェクトを使う前に
ヴォーカルテイクを録音して編集するときに、少し変わったニュアンスのヴォーカルにしたいときありませんか?
特殊効果を狙うことで、今までとは違った斬新な効果を簡単に付け加えることができるエフェクトがあります。
それがPitch Shifter(ピッチシフター)です。
ピッチシフターはオリジナルの音源と、ピッチシフターでピッチを変更した信号を混ぜ合わせることができるピッチエフェクトになります。
楽曲がマンネリ化してきたのなら、このエフェクトを使うことで何か発見があるかもしれません。
ピッチエフェクトでは、このほかにも『Vocal Transformer』があります。使い方はリンクをクリックすることで確認できます。
それでは、Pitch Shifter(ピッチシフター)の使い方を見ていきましょう。
ピッチシフターの応用編
ピッチシフターのエフェクトを使ってヴォーカルのダブルトラックを作っていきましょう。詳細は『ダブルトラックの作り方』を参照してください。
Pitch Shifter(ピッチシフター)の使い方
ここからは、ピッチシフターの使い方をみていきます。
各パラメーターがどんな役割をするのかを確認していきましょう。
ピッチシフターの設定は、『Pitch』から『Pitch Shifter』を選択すると使用することができます。
ON/OFF機能
GarageBandのエフェクトには、絶対についている機能になります。
ON/OFF機能は、 ONにしたりOFFにしたりを切り替えることができます。
OFFにすることでグレー色に変わり、エフェクトがOFF状態になります。
もう一度ボタンを押すとONになり、青く点灯するのでエフェクトが適用されます。
OFFにした状態を『バイパス』と言います。
チャンネルストリップ
デフォルトボックスをクリックすることで、チャンネルストリップ画面を開けることができ、あらかじめ設定されたプリセットが開かれます。
詳細では、デフォルトを呼び出したり保存したりすることが可能になります。いろいろ触ってしまって元に戻したいときには、詳細にある『デフォルトを呼び出す』を選択することで初期設定に戻すことができます。
Semitones(セミトーン)
Semitones(セミトーン)は、ピッチシフトの値を半音単位で設定することができます。
値は、マイナス12〜プラス12の範囲で設定できます。
Mix(ミックス)
Mixは先ほど説明したSemitones(セミトーン)の値を、原音にどのくらい混ぜるのかを設定するパラメーターになります。
0%〜100%の間で設定することができるので、お好みに合わせて設定していきましょう。
0%は原音そのままで、100%にすることでエフェクト音の効果を確認することができます。
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GarageBand エフェクト Pitch Shifter(ピッチシフター)使い方まとめ
Pitch Shifter(ピッチシフター)を使うことで音源を変化させることができ、マンネリ化していたり、音ネタがなくなってきた時にはいろいろ試してみると、何か発見があるかもしれません。
ピッチシフターは、ヴォーカル音源にかける意外にも、ギターやベース、シンセサイザーなどの音源に適用しても面白い効果が期待できるのではないでしょうか。
自分なりに使ってみて、新たな発見があれば良いですね。
それではまた。
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